AKB48の前田敦子が、3月25日にAKBからの卒業を発表して世間を驚かせた。その日の夜にはAKB48のオフィシャルブログにて、12期研究生である鈴木里香の辞退申し入れが発表されたのだ。同日にAKBを去ることを明かすメンバーが続き、ファンもショックを受けていた。

AKB48の研究生、鈴木里香は昨年の2月20日にオーディションに合格した12期生メンバーのひとりだ。選抜メンバーに比べるとまだまだ知名度も低いが、ファンは着実に増えていたようだ。

3月25日21時過ぎに『AKB48オフィシャルブログ』で、「12期研究生の鈴木里香ですが、学業に専念する為3月31日付でAKB48研究生を辞退したいという申し出がございました」と報告されたことでGoogle+やファンによる関連サイトが騒然となったのである。「彼女をこれから推そうと思っていた矢先だった」という声も聞かれた。

この日は、さいたまスーパーアリーナのライブで前田敦子が卒業の意思をサプライズ発表してニュースが流れたが、その影で鈴木里香の辞退が静かに報告されたのが対照的だった。

鈴木里香は辞退について報告があった後に、「わたしのことなんかを応援してくださる方いるのでしょうか」（現在は削除されている）と書き込んだことでファンも気にしていた。やはり競争率の高いAKBでの活動に悩んでいたのだろうか。

12期研究生の佐々木優佳里は、Google+に絵文字で涙ながらの書き込みをしている。エース前田敦子に続いて、同期生の鈴木里香と立て続けにAKBを去ることが発表されて彼女も言葉にできない感情がこみあげたようだ。ファンからも「みんな同じ気持ちだよ」、「泣くな、前向いていくしかない」と激励のコメントが届いている。

6月6日には『AKB48第4回選抜総選挙』が開催されると発表されたが、前田敦子が卒業することでこれまでの選挙とはかなり様相が変わるのではないか。まだ日の目を見ないメンバーもファンが増える絶好の機会として頑張って欲しい。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）