パフォーマンスガールズユニット、9nine(ナイン)の佐武宇綺(さたけうき)が、テレビ番組で「宇宙に住んでいるんですけど」と話したところ、司会のダウンタウンが呆れてしまった。小倉優子が“こりん星”のキャラで苦労した二の舞になるのではと懸念したのだ。
9nineは女優の川島海荷やPerfume“あ~ちゃん”の妹、西脇彩華など、レプロエンタテインメント所属のメンバーで結成されている。業界で経験を積んだ彼女達は、パフォーマンスだけでなくトークでも盛り上げてくれるのだ。
3月12日に放送された音楽バラエティ『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』に、9nineメンバーから3人が出演した。その中で“うっきー”こと佐武宇綺が、「高校生の時に単位を落としてしまい、卒業式に出られなかった。」と突然明かしたのである。
それだけでもアイドルからはあまり聞かないエピソードだが、彼女は「高校時代はちょいちょい宇宙に帰っていたので、5教科も落としちゃって」と言い訳を始めたのだ。
「ほら来たよー!」と突飛な話に呆れた司会の松本人志が声を強めると、「ゆうこりんの失敗は知ってるよね?」と佐武宇綺に忠告したのである。
それに構わずに、彼女が「宇宙に住んでいるので、ちょいちょい帰っていた」と繰り返すと、メンバーの川島海荷が「でも、このネタは名前が関係しているんです」とフォローしたのだ。正確にはフォローにならず、“ネタ”としてバラした形になったのだが。
しかし、その理由はしっかりしたものだった。佐武宇綺は親が壮大な名前を付けてくれたと「“宇”宙を“綺”麗にして欲しい」との願いを込めて“宇綺”と名づけた由来を説明したが、小倉優子の“こりん星”よりは根拠のあるキャラ設定ではないか。
松本人志は彼女達の話に乗ったものの、浜田雅功は全く興味を示さなかったことからそれ以上は広がらなかったのが残念だ。
9nineはこれから佐武宇綺の“宇宙キャラ”をドンドン押し出してくるはずだが、MCや共演者から突っ込まれた時の返しをもう少し研究した方が良さそうである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)