AKB48メンバーが、2月25日から26日にかけて台湾、香港で握手会を行った。参加した柏木由紀がその様子をブログで報告している。海外でのAKB人気が高まる中でも、とりわけ柏木由紀ファンが熱くなっていることが伝わってくる内容だ。

握手会の為に2月25日台湾に到着した柏木由紀は、「空港でもたくさんの方がお出迎えしてくださって」と感激した様子をブログ『ゆきりんぶろぐ。』で綴っている。握手会場には1000人以上が集まったことで、彼女も「とても嬉しかった。謝謝」と感謝していた。

翌日26日に香港で行われた握手会には1500人が参加しており、柏木にとっては「“まゆゆきりん”や“さえゆき”」の話題が多くのファンから出たことも嬉しかったようだ。

“まゆゆきりん”とはメンバーの渡辺麻友と柏木由紀のペアを表現する呼び名で、“さえゆき”は宮澤佐江と彼女のペアを表す。「私はまゆゆのお母さんだったり、さえちゃんの彼女だったりするらしい」と、その内容には柏木も笑っていた。

このペアは日本のファンの間で2人のPVや公演でのパフォーマンスから「可愛い」、「お似合いだ」と人気が上昇したもので、特に“さえゆき”ではガールズラブの妄想小説が登場するほど熱いのだ。

その話題が香港で出たことで、柏木も驚きと嬉しさが入り混じったのだろう。「日本に帰ったら、台湾や香港のファンの皆様のために、まゆゆとさえちゃんと写真撮ろう！」と彼女のテンションも高くなっていた。

日本での柏木由紀の人気は昨年の総選挙で3位に躍進してから上昇しているが、香港ではさらに熱くなっているようだ。柏木が発見した香港での『AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2012』の結果では、彼女が歌うユニット、フレンチ・キスの「夜風の仕業」が4位にランクインしていたのである。

日本で発表された総合順位では同曲は10位だったので、香港での人気の方が高いと考えられるのだ。柏木もそれを素直に喜ぶと「次はコンサートで来たいな」と希望していた。

今年はAKBの台湾版、TPE48が結成される予定で、それに伴いAKB48も台湾、香港での活動が増えてくるだろう。その時に人気の要となるのは柏木由紀なのかもしれない。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）