エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】身から出た錆? 千原せいじは、嫁の兄から無視されている。

お笑い芸人の千原せいじ(千原兄弟)は、その怖い風貌とガサツであるのに天然でおバカキャラという強烈な個性が売りになっている。神経質で慎重派の弟の千原ジュニアと違い、“頭に浮かんだことをすぐ言葉に出してしまう”せいじは、思わぬ事態に発展してしまうことがあるという。

2月17日放送の『人志松本の○○な話』(フジテレビ系)では、ジュニアが“ゾッとする話”として兄せいじの話を始めた。

今から17~18年前、千原兄弟が20代で若い世代に大人気だった頃の話である。高校や大学の学園祭では引っ張りだこで、1シーズンに50~60件ほどの出演依頼が殺到するほどだったという。毎日数件は掛け持ちで回ることもあり、若かったとはいえ疲れてクタクタになる日もあったそうだ。

出演する学校へは吉本の手配した車で行く場合と、イベント会社が用意した車が待ち合わせ場所に迎えに来る場合とがあった。その日はイベント会社の車で学園祭に向かうことになっていた。疲労困憊だった千原兄弟を迎えに来た車は、外見もボロボロで腰掛けるシートも固くなっている酷いものだったそうだ。その車は内装も汚かったというが、ジュニアは不満も言わず黙って乗り込んだ。

しかし、あのせいじが黙っているワケが無い。その車を見た途端「何や~、この車!」、「なんでこんな汚い車で行かなアカンねん!」と、恐ろしい形相で暴言を吐きまくった。車に乗った後も「こんな汚い車に乗せられて、テンション上がるかい!」と文句の嵐だったという。そんな険悪なムードの中、運転手が低姿勢で「すみません。時間が無いので、車内でお弁当を食べてください。」と頼んできた。これを聞いたせいじはさらにヒートアップ、「なんでこんな汚い車で、弁当食べなアカンねん!」と、ずっと学校に着くまで暴言が止まらなかったのだ。

だがこの時せいじから暴言を浴びせられ低姿勢だった車の運転手は、後にせいじが結婚する妻の兄だったのである。当然妹の結婚する相手がせいじだと知ると、「あんなガラの悪い奴はダメだ。」と猛反対されたという。そしてお兄さんは妹の結婚式にも欠席し、10年経った今でもせいじと口を利いてはくれないそうだ。お兄さんはあの車中でどれほどイヤな思いをし、怒っているのか…。

MCの松本人志(ダウンタウン)は、「あの口調でしつこく、ず~っと言ってたんやろ。」と同情していた。ちなみにジュニアは、「意外にもせいじには、霊感がある。」とも明かした。しかしせいじは霊が見えても、「お前こんなとこで何してんねん!」と怒鳴っているそうだ。霊もせいじには、とても太刀打ち出来ないだろう。
(TechinsightJapan編集部 みやび)