エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】アメリカで入国拒否、カナダで警察官に怒鳴られ…。窮地のスリムクラブ真栄田を救ってくれた人物とは?

お笑い芸人がよくテレビ番組などで、アメリカの入国審査で止められ別室に連れて行かれたという自らの体験を、面白おかしく話している。お笑いコンビ・スリムクラブの真栄田賢は今月仕事で訪れたアメリカで入国拒否され、その後も散々な目に遭っていることをブログで報告している。

2月13日付の真栄田のブログ『人生は大喜利』によると、仕事のため相方の内間政成らとアメリカ経由でバハマに向かったようだ。

ブログによると真栄田だけなぜかアメリカに入国を拒否されルート変更、彼はたった一人でカナダ経由でバハマへ向かうことになったという。「なんで! 内間の方がテロリスト顔なのに。」と書いているが、突然の外国でのアクシデントにさすがの真栄田も動揺したのだろう。

カナダの空港に着いたものの英語も得意ではなく、ホテルへの行き方も分からず空港の中をさまよっていたという真栄田。大柄のアジア人が、血相を変えて歩き回る様子は目立っていたのだろうか。ついにカナダの警察官が大声を発しながら、彼に近付いてきたのだ。

ブログからは、その時の不安になった心境が伝わってくる。「NO! NO!…」警察官が何を言っているのか全く分からず、真栄田が途方にくれていると「お困りですか?」と声をかけてくれた男性がいたそうだ。男性はカナダ在住のCAの方だった。どうやら警察官は真栄田がなぜ空港をうろついているのかを尋ねていたらしく、そのCAの方に通訳してもらい窮地を救ってもらったようだ。

親切なそのCAの男性の案内で、真栄田は無事に宿泊先のホテルに到着した。男性からは翌日の空港への行き方や搭乗手続きなど、必要なことを教えてもらったそうである。感謝の言葉を述べる真栄田に向かって、「格闘家の方ですか? あの大会に出るんですか?」と男性は聞いてきたらしい。その男性は20年以上も日本を離れているといい、“スリムクラブ”という名を出しても全く知らなかったのも仕方が無いだろう。

「人間、誰でも困る時あるんでお互い様ですよ。」帰り際に言われた男性からの言葉に、心を打たれたと真栄田はブログに綴っている。日本で聞いても、この言葉は身に沁みるものである。
(TechinsightJapan編集部 みやび)