AKB48の指原莉乃が、ブログでイベントでのファンの発言に対して注意を促している。「イベント中の発言、気をつけてほしいなー」とやんわりと、しかしハッキリと主張する指原に多くの読者から共感のコメントも寄せられた。
AKB発のユニット、Not yetが『Not yet 3rdシングル「ペラペラペラオ」発売記念プレミアムイベント』を1月29日にTOKYO DOME CITY HALLで開催した。メンバーの指原莉乃が、ブログ『指原クオリティー』で1月31日にその時のことを綴っている。
指原はまず「Not yetのイベントはあいかわらず楽しかった! ありがとうございました!」と来場したファンへ感謝した。それに続けて「でも、ネタにしていいこと、ネタにしちゃだめなこと、あると思います」と、会場であるファンが声をかけた内容に対して触れたのである。
彼女は「笑い話ですか? 指原は違うと思う」とその発言に対して指摘すると、「それぞれの違う考えの人がたくさんいる中で、言っちゃだめなこと、言っていいこと…わかってほしい」と思いを綴っているのだ。
情報によると、このイベントで来場者が先日活動を辞退したメンバー2人の名前をステージに向けて叫んだとのことだ。AKBメンバーとして共に頑張ってきた指原としては前述のような心境であり、それをハッキリと意思表示する必要を感じてブログに記したのだろう。
彼女は「今後はイベント中の発言、気をつけてほしいなーなんて」と注意を呼びかけながら、「ファンの方からのツッコミも大事なので…」とイベントでの盛り上がりにファンの声援も必要なことを補足している。
指原莉乃がこの件を記したブログには「さっしーの言っていることは正しい! ちゃんと指摘するのは勇気がいるよね」、「ファンに正直に気持ちを伝えることが出来る指原さんは偉いと思う」と指原の意見に共感する声が多く届いている。
また、「勢いでじゃなくちゃんと抑制されて…難しいことだからね、こういう気持ちを正確に人に伝えるのは」と、彼女がファンを配慮して言い回しに苦心していることも評価されていた。
アイドルもファンもお互いに楽しく盛り上がることが大切だが、場の空気を乱さない配慮は必要だろう。これまでも握手会での心無い発言にメンバーがショックを受けることも少なからず起きており、AKBを応援するファンとしては気をつけたいところだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)