芸能生活20周年を迎えた女優の藤原紀香が、テレビ番組で気になる現在の恋愛、そして結婚観について語った。公私ともにめまぐるしい20年間を過ごしてきたであろう藤原紀香。華やかに見える経歴とは裏腹に非常に苦労人、努力の人というイメージがここに来てぐっとクローズアップされている。そんな激動の20年を経て現在の藤原紀香のベクトルはどこに向いているのだろう。興味深い発言も聞かれた。

藤原紀香は2007年にお笑いタレント・陣内智則と結婚したが、2009年に離婚。その後、2011年にはUBS証券アナリスト・乾牧夫氏との真剣交際が発覚した。

そんな藤原が、2月22日放送のテレビ番組『グータンヌーボ』に出演し、モデルでアーティストのきゃりーぱみゅぱみゅ、番組のMCを務める優香と女子トークを繰り広げた。

現在の恋愛について優香から質問されると「最近はすごくハッピー」と交際が順調であることを素直に認めた。気になる結婚については「まだかな」と直近での結婚の予定はないとした。一方で「結婚願望はありますか？」との質問には「自然な成り行きで」と答え、再婚の可能性について否定はしなかった。

好きな男性のタイプについては、「賢い人がいい」と語り、「知的財産が豊かな人が喋っていて楽しい」と一緒に何かを吸収していける男性が好みであるとし、交際中の乾牧夫氏を連想させた。乾氏は上智大学を卒業し、国際的にも著名な経済アナリストとして活躍するエリート。たしかに藤原が理想とする男性像に近いお相手なのではないだろうか。

とはいえ、過去の陣内智則との結婚で、結婚生活の難しさ、苦しさを「限界だった」というまで耐えた藤原紀香。離婚騒動の渦中にはうつ病寸前の状態で、一時は睡眠薬を服用していたことなど、壮絶な過去を雑誌で明かしたのは記憶に新しい。今回の放送を見る限り充実した恋愛を送っていることは間違いないようだ。ただ気になる結婚に関しては、「自然の流れ」という答えにとどめているあたり慎重になっている様子もうかがえる。いずれにしても、過去の苦い体験を乗り越えて、また一つ魅力を増した藤原紀香である。恋愛、仕事、結婚。いずれも同世代の女性たちから変わらず注目を集め続けていくことは間違いない。
（TechinsightJapan編集部　七海香)