女性ファッション誌『CanCam』のモデル、舞川あいくが同誌と関連ブランドによる“東日本大震災の復興支援企画”についてブログで紹介している。これまでも『CanCam』、『AneCan』は復興支援の活動を行ってきたが、ファッションショー「Canコレ!」をきっかけに実現した今回の企画に込めたモデルたちのさらなる思いが伝わるものだ。
2月26日に開催されたファッションショー「Canコレ!」で紹介されたこの企画は、東日本大震災の被災地に工場を持つ関連ブランドが作った「復興支援アイテム」の洋服を購入すると、その一部が義援金として寄付されるというものである。
「Canコレ!」は舞川あいくの他にも押切もえ、蛯原友里、高垣麗子ら人気モデルがダンスを披露し“踊るファッションショー”となった。『舞川あいくオフィシャルブログ』でも、「Canコレ!」に向けてモデル仲間でダンスの練習など準備に励み、ショーが終わると感激で涙したことが綴られている。
そんな華やかな「Canコレ!」をきっかけにして、復興支援の話が持ち上がったことを考えると感慨深い。舞川あいくは「震災から 1年が経とうとしている今。ファッション業界に携わっている私たちに何ができるのか考えてきました」と、今回の企画に至った思いを明かす。
彼女は“ファッションを通してできる復興支援”はまだ第一歩と考えており、「これからも5年 10年…長い期間で私たちにできることを考えていきたいと思います」と記している。
今回の取り組みに関しては『CanCam』の4月号に詳しく掲載されており、舞川あいくはその一部をブログで紹介している。「震災から1年。未来へ進む道」と、関連工場の方の集合写真が掲載されているがその笑顔は明るい。
また、「Can流ブランド復興支援アイテム」のページに並ぶ洋服も紹介し、「可愛くて大切なお洋服たち。たくさんの人に届きますように」との言葉がモデルらしくて印象的だ。
3月11日で東日本大震災から1年となるが、今回の彼女たちモデルの取り組みは“復興”の気持ちを新たにしてくれそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)