エンタがビタミン

writer : testjournalist

【エンタがビタミン♪】「グループのために何かしたかった。」NEWS・加藤が小説家に挑戦した理由。

1月28日に小説『ピンクとグレー』で文壇デビューしたNEWSの加藤シゲアキが、ニュース番組に出演し「グループのために何かしたかった」と小説家に挑戦した理由を明かした。

2月1日に放送された『news every.』(日本テレビ系)に出演したNEWSの加藤シゲアキ。同番組のキャスターを務めるNEWS・小山慶一郎との対談がここで実現した。

2人が所属するNEWSから昨年10月に錦戸亮・山下智久の脱退が発表されたことは記憶に新しい。再出発をしたNEWSは現在4人で活動中だ。4人のうち、まず手越祐也はドラマや映画などの出演が相次ぎ、人気路線をキープ。増田貴久も手越とのユニット「テゴマス」で活動している。小山慶一郎は櫻井翔に続くジャニーズ・インテリ路線で『news every.』でキャスターとしての出演。その姿は局のアナウンサーと渡り合うほど堂々としている。そんななか、他メンバーに比べメディアでの露出が少ない加藤が何か個性を模索していたことは想像に難くない。

そんな加藤が影響されたというのが、嵐のリーダー・大野智の存在だったという。「(大野が)個展をやった時にすごく感動したんですよね。それは嵐に還元できるし、還元したと思っている。自分も作品を持った人間でありたいなというところはありましたね。」と釣り仲間でもある先輩・大野の活動が、加藤の小説家デビューのきっかけとなったことを明かした。

加藤の思いを強く感じたのが、自身の活動がグループのためであるという発言である。「オレを通して他のメンバーの魅力に気づいてもらったり、たくさんの人にNEWSを見てもらえることが本当の夢かな」と力強く語った。

話を聞いた小山は「めちゃくちゃかっこよかったけどね、今」と心なしか目を潤ませていた。デビュー当初からメンバーの脱退が相次いだグループなだけに、これまでの苦悩がよみがえったのだろうか。

終始緊張気味で語っていた加藤も、「こんなにほめられないよ(小山に)今まで」と初めて笑顔をみせ、和やかモードで対談は終了した。

対談のVTRが流れた後、小山は「10年以上一緒に活動してきたのですが、改めて彼の知らない一面を見ることができたなと思います」と弟を見守るような温かいコメントをした。

ピンクとグレー公式サイト』(角川書店)で加藤は、「本気でチャレンジしたこの作品を、一人でも多くの人に読んでもらいたいと願っています」とメッセージを綴っている。記者はこのインタビューを見て、加藤のNEWSへの思いや絆を垣間見た気がした。今後の活躍を見守りたいところである。
(TechinsightJapan編集部 如月あき)