もうすぐバレンタインデーである。今年もデパートやスーパーでは特設コーナーが設けられ、そろそろ購入を考えている女性もいるだろう。仕事関係の男性などに配る“義理チョコ”について、贈る女性側やお返しに頭を悩ませる男性側、本音はどんなものなのだろうか。
ひと昔前までは“本命チョコ”しか、バレンタインデーには無かった。そのため中高生の男子にとってバレンタインは待ち遠しくもあり、一個も貰えない時の落胆はハンパではないものがあった。その後、会社の上司や同僚などに配る“義理チョコ”が世の中に広まり、慣例のようになってしまったのだ。
2月1日放送の『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)ではバレンタインチョコの話題を取り上げた。女装はしているが、マツコ・デラックスは“義理チョコ”を贈る女性の心理が分らないと言う。すると有吉弘行が、共演の夏目三久に向かって「義理チョコ配るんでしょ?」と聞いた。夏目は澄ました顔で視線をそらす。どうやら夏目は今まで、“義理チョコ”を配ったことが無いらしい。
「私、生放送でみのさんに“コイツだけ、くれなかった”って言われたことがあります。」夏目が局アナ時代のお昼の番組で、みのもんたのアシスタントをしていた時のことだろう。仕事の上司であろうと友人であろうと、夏目は“義理チョコを渡さない女”なのである。
前から夏目を「大したタマだ」と評していたマツコは、これを聞いて“さすが、媚びない女”とばかりにうなずいた。そしてフリーの立場になっても“義理チョコを渡さない女”で貫き通すように夏目にエールを送った。
今年の春の新番組では、古巣の日本テレビへの復帰が噂される夏目。追い出された形での退職だったと報道されていたが、今度は胸を張って堂々と活躍するだろう。アシスタントというより、もっと彼女の生の声が聞けるような番組を見たいと思う。
(TechinsightJapan編集部 みやび)