ドラマ『家政婦のミタ』で人気急上昇中の子役本田望結ちゃんが、テレビ番組で「希衣ちゃんを卒業したい」と注目を浴びる反面、役のイメージが消えないという悩みを明かした。
松嶋菜々子演じるミタさんを慕う演技に注目が集まり、人気子役の仲間入りをした望結ちゃん。今やバラエティで見る機会も増え順風満帆のように思えるが、“ミタ次女”のイメージが消えないという悩みを抱えていたのだ。
2月17日の『ぴったんこカン★カン』(TBS系)では、「本田望結ちゃんと行く!承知しましたツアー」が放送された。安住紳一郎アナと望結ちゃんが行きたかったという上野動物園や、大好きだというカレーのお店などを訪れ、随所に「承知しました」と“ミタ名言”を交えた企画だ。
話題はやはりドラマのこととなり、安住アナから「よくミタやってって言われるんでしょ?」と聞かれると、望結ちゃんは「チョコあげるからミタさん(のモノマネ)やってとよく言われます」と周囲の反響も大きいようだ。安住アナが「毎回やってたら大変だもんね」と相槌を打つと、「でもそう思っちゃったらダメ」と断ることなく披露しているらしい。そして望結ちゃんの方から「今日は長いバージョンやってもいいですか?」とミタさんのモノマネを披露し、安住アナを笑わせた。ここまではミタさんのイメージが定着していることを楽しんでいるように思えた。
だが、安住アナが「今回の(家政婦のミタの)ドラマで随分と周りの人に声かけられるようになったんじゃないの?」と尋ねると、「みんな(本名は)望結ちゃんなのにやっぱり希衣ちゃん(役名)」と本名で覚えてもらえていない悩みを明かした。「ちょっと希衣ちゃんは卒業したい」と本田望結として覚えてもらいたいという気持ちが強いのだろう。安達祐実の『家なき子』など、子役は役柄で印象づけられることが多く、覚えてもらえる反面、そのイメージから脱皮するのは少々大変なことかもしれない。
しかし、見た目の控えめなイメージに反して物事をはっきり言うタイプの望結ちゃん。周囲からのモノマネを嫌がることなく披露するなど、とてもプロ意識が高いように思える。4歳から習っているというフィギュアスケートも、大女優になるために良い影響を及ぼすことは間違いないだろう。
最後に望結ちゃんが「一つだけ言い忘れたことがあるんですけど」と、少し恥ずかしそうに切り出した。番組中、ミタで父親役を演じた長谷川博己の年齢である「年上は35歳まで」と言っていたが、ロケ中に安住アナに興味を持ったのか「38歳までにしようかなぁ」と安住アナを喜ばせる気配りもかかせなかった。ちょっと赤くなっていた望結ちゃんに、安住アナも「かわいい~」とデレデレ。VTRを見ていた出演者の高田純次も「この気遣いは素晴らしいね」と絶賛していた。
望結ちゃんは、4月からスタートする子ども向け音楽番組『モジーズ&YOU』にレギュラー出演が決定している。今後も望結ちゃんの活躍を見守っていきたい。
(TechinsightJapan編集部 如月あき)