前宮崎県知事でタレントの東国原英夫が、テレビ番組で息子さんとのエピソードを明かした。彼の長男が、東国原姓を継いだいきさつを聞いて共演者も感動していた。
東国原英夫は元妻の女優、かとうかず子との間に一男一女がいる。昨年の12月に、彼はツイッターで「子供達(長男・長女)がそれぞれ、アメリカとイギリスから一時帰国しているので、食事会でした」とつぶやいている。おそらく長男は大学生辺りの年齢になるはずだ。
2月15日に放送された『はねるのトびらSP』の企画「100円ショップ名字対抗戦SP」に、その東国原英夫が出演した時のことだ。
珍しい名字を持つ“珍名チーム”のひとりとして彼は出演したのだが、「東国原」姓は全国に3人しかおらず名字の多い順ランキングで38391位となるほどで、極めて少ないのである。
他に出演した珍名芸能人の順位が「虻川」が3657位、「友近」が8386位、「馬場園」が8491位、そして「堤下」が13471位ということと比較すると「東国原」の珍しさが分かりやすい。
東国原は「親戚は今3人しかいないので、僕に男の子が生まれなければそこで止まる」と“東国原”姓が存亡の危機にあることを明かしたのだ。
しかし、それを知った長男が「加藤姓と東国原姓のどちらを名乗るか」を決める時に“東国原”姓を選んでくれたと言うのである。「息子が“東国原”を継いでくれた」と語る彼は誇らしげのようにも見えた。
以前、テレビ番組でその長男が宮崎県知事時代の父へ書いた手紙が紹介されたことがある。そこには『タレント時代の昔の東国原の芸風は嫌いだが、政治に奔走する今の東国原は輝いている』という内容が書かれていたのだ。
息子さんは単に数が少ないとの理由だけでなく、父親の頑張る姿に感じるところがあり「東国原」を名乗る決意をしたのではないか。今は海外に留学して学んでいる次の世代が、これからどう活躍するか東国原英夫も楽しみだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)