AKB48を総合プロデュースする秋元康が、AKBの姉妹グループにもバンド演奏させることを明かした。さらに一般へもバンド合戦への参加を募る予定で、秋本自身もバンドを結成しようかとつぶやいている。
AKB48の新曲『GIVE ME FIVE!』では、メンバーがバンド演奏する形態を取り世間を驚かせた。彼女達は半年ほど前から楽器の練習を始めており、スタート時点はブラスバンドなどで楽器演奏の経験者も数人いたが、全くの未経験者が半数以上を占めていたのだ。『GIVE ME FIVE!』発表時のインタビューでメンバーが「バンドの方が踊りより大変です」と感想を語るほど、練習は大変だったのである。
秋元康がGoogle+で1月31日に、各劇場支配人へ業務連絡として「“GIVE ME FIVE!”は、SKEもNMBもHKTもJKTも生演奏できるようにするからね。準備しておいてください」と記したことで、姉妹グループでもバンドが結成されることになりそうだ。
しかも彼は「“GIVE ME FIVE!”の完コピバンド合戦もやるぞ」と構想を膨らませており、「理想はガールズバンドだが、親父バンドも参加可。優勝バンドはAKBと共演させて何かやろう」と言い出したのだ。「優勝したバンドは、夏のツアーのどこかに出てもらおう」とも語っている。AKBファンに限らず、バンド経験者には興味をそそられる話である。
さらに秋元康は「俺もやるか、バンド」と自らもバンド結成する勢いだ。「ヨシマサと後藤次利と布袋寅泰とYOSHIKIと。クイーンのブライアン・メイとU2のボノと…」と夢を膨らませるが、「みんな、やってくれるかな? やらねえよ。チャンチャン」とオチも用意していた。
しかし、ブライアン・メイとボノは無理としても、日本のミュージシャンは秋元康とバンドを組むという話には乗ってくる者は多いのではないだろうか。ただし、秋元康自身がAKB並に楽器演奏の練習をすることが前提となるが。
この話の中で秋元康はAKB関連グループのバンド演奏は本当に実現させるつもりだろう。次の一般が参加してのバンド合戦はさらに準備が大変だろうが、参加型のイベントは新鮮で面白いだけに是非実現して欲しい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)