トルコ南東部のガズィアンテプで、13歳の少女が結婚を強制されているという通報を受けた警察が捜査を開始、結婚取り決めに携わっていた少女の両親と19歳の花婿らを逮捕した。

13歳という花嫁の年齢から、この結婚は強制されたものであるという判断を下した警察は、結婚披露宴が行われていた最中に出動。披露宴を中断させ、花婿とその父親、そして少女の両親を児童虐待の容疑で逮捕した。両親を逮捕された少女は、保護のため児童養護施設に送られることが決定している。

だが容疑者らは警察の取り調べに対し、2人の結婚はインターネット上で知り合ったことがきっかけとなっており、自分たちは強制していないと主張しているという。

トルコの法律では男女共17歳から結婚することが許可されているが、この年齢に達していない自分の子供、特に娘に親が結婚を強制するケースが後を絶たず、社会問題となっている。
（TechinsightJapan編集部　椎名智深）