結婚後わずか2か月で離婚し世間を驚かせた女優の遠野なぎこが、テレビ番組でデヴィ夫人と共演した。遠野は離婚した理由や恋愛観を語ったが、デヴィ夫人から容赦なく分析された。それに対して遠野も感情的になり、さらに心の内を明かしていくのだった。
女優の遠野なぎこが、一般男性と結婚して2か月後に離婚したことをブログで公表したのが2009年のことだった。その後、彼女はバラエティ番組で最速離婚の理由を語るなどして話題となったが、最近では男性との交際を「5股かけている」と明かして“奔放な女”のイメージを強めている。
2012年1月19日放送の『ライオンのごきげんよう』に、その遠野なぎこが出演して「私は人を愛せない」と離婚の話題を出した。しかし、共演していたのがデヴィ夫人だったことでトークの内容は意外な方向へ進んでしまう。
話の前段に遠野なぎこは「休みの日は朝からホラー映画を観るのが楽しみ」とプライベートについて話していた。そこに「一度も人を愛したことが無い」、「家族に対しての愛情はギリギリのライン」などと明かしたのだ。司会の小堺一機や観覧者も話に聞き入っていたが、そんな空気はおかまいなしに「変わった方ですね~」とバッサリ斬ったのがデヴィ夫人だ。
遠野なぎこもさすがに言葉に詰まったが、小堺がズッコケて場を和ませるとスタジオも笑いに包まれた。それによって遠野も逆に話しやすくなったようだ。
遠野はお笑いタレントのヒロシが好きだと公言しているが、それについて「好きにはなるけど愛が分からない。愛って何ですか?」と本音を語ったのである。
デヴィ夫人が「人を愛すると、その日から苦しみが始まるの」と恋愛論を繰り出すと、遠野は「苦しんだことが無い」と返し「恋人を作るのもイヤ」だとさらに心の内を曝す。彼女はデートをしてときめく感じが好きな“デートマニア”であり「4回以上は絶対にデートしない」と言うのだ。
するとそれに対して、デヴィ夫人が「不感症なんじゃない?」と直球発言してまたしても小堺一機を慌てさせたのだ。だが、遠野も負けずに「そんなことはないですよ」と冷静に答えていた。
さらにデヴィ夫人が「氷のような女だ」と表現すると、遠野も「ひどい~」とさすがにムッとしていた。だが、デヴィ夫人は「それだけに、ふさわしい相手に出会えばのめり込む“内に秘めた情熱”があるのではないか」と語ったのである。実は遠野が強い愛情を持っていると分析したのだ。
遠野なぎこも「強い愛は持ってるんです。猫の為なら命もあげられる」と主張したが、今度はデヴィ夫人が「犬の方が可愛いわよ!」と話を脱線させてしまい犬猫論議になって時間切れとなった。
別番組でヒロシへの思いを告白したことから食事に行く関係にまで発展している遠野なぎこだが、今回はそれさえも「愛ではない」と言い切ったのだ。
さらに彼女は次の日の放送では「(ミュージシャンの)山崎まさよし様の方がヒロシくんより大好き」とまで明かしている。もっともそれも「愛ではない」とのことだが、ここに来てヒロシの位置はかなり下がってしまったのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)