女優の平愛梨は2011年、バラエティで人気が上昇した。年末に彼女はなぜバラエティに進出したのか、その理由をテレビ番組で明かした。そこには意外なベテラン俳優が関係していたのである。

平愛梨は『3年B組金八先生』などドラマで女優として活躍すると、2008年には映画『20世紀少年』でヒロイン、カンナを務めて知名度を上げた。

しかし、そんな彼女は昨年、2011年の年頭に方向性に悩んでいたという。彼女がレギュラーを務めるお昼のバラエティ『ヒルナンデス！』で昨年末、12月29日に出演した時にそのことを明かしている。

年末企画“今年一番感動したランキング”の中で、平愛梨は「今年の初め頃に仕事で悩んでいたところ、唐沢寿明さんからメールで励まされた」というのだ。

唐沢寿明と言えば、前述の『20世紀少年』で主演した俳優の大先輩である。唐沢は平が悩んでいることを知ると、「バラエティをとことんやってみたらいい」とアドバイスをくれたのだ。

唐沢は俳優として人気がありながら、バラエティで独特なトークを繰り出してさらに人気を高めた経験を持つだけに、説得力もあるというものだ。

平愛梨はそれで「バラエティに出演することを決めたら、ドンドン出していただいて」と嬉しそうに話していた。『ヒルナンデス！』は、そんな時期の彼女がバラエティに飛び込んだ最初の番組と言えるだろう。

年末から年が明けてのバラエティ特番でも、相変わらず平愛梨の姿を良く目にする。彼女の天然ボケの面白さも認識されてきたことで、2012年はさらに飛躍の年となりそうだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）