AKB48の篠田麻里子が、1月2日と3日に家族で箱根駅伝を現地で観戦した様子をブログで報告している。彼女がブログに掲載する写真は定評があるが、今回も駅伝選手の熱気が伝わってくるかのようだ。
1月2日から3日にかけて行われた第88回箱根駅伝ではいくつものドラマが生まれた。9区から10区への中継で神奈川大が繰上げスタート時間に残り20秒弱、10mというところでタスキが手渡せる寸前に力尽きて転倒。最後の力をふりしぼって倒れこむようにしてギリギリで間に合った場面は、映画の1シーンのようでもあった。そのような数々の気迫の走りによる戦いの末に、総合優勝したのは東洋大で2年ぶりの栄冠である。他を大きくリードする大会新記録を出す素晴らしい走りだった。
篠田麻里子が家族孝行を兼ねて箱根駅伝を観戦したことを、ブログ『篠田麻里子Diary』で報告している。そこに掲載された写真は、素人の撮影とは思えないほど臨場感があるものだ。
2日の往路山上がりの5区で“山の神”で知られる東洋大、柏原竜二主将を撮った彼女は「5区の山の神。上り坂なのにめっちゃ早くてビックリ。声かけるのがやっとでした」とその時の迫力を綴っている。
3日には早朝から応援して「朝極寒の中ものすごいスピードで降りていきました」と、選手達が次々と下り坂を駆け降りてくる様子を紹介している。
篠田は駅伝でどこを応援するというわけでもなく「一生懸命走るだけじゃなくタスキを渡すときの命の灯火がとても好き。次の人へ次の代へ今回もたくさんドラマがありました」と感動を表す。「チーム愛とか学校愛とかすごく素敵です」という彼女は、駅伝選手の姿がAKB48での自分に重なったようである。
昨年『上からマリコ』でセンターを務めた彼女がチームワークを意識していることがトークやパフォーマンスからも伝わってきたが、以前から観戦しているという箱根駅伝はそんな篠田麻里子の価値観に影響しているのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)