エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「センターはしょこたん! 」AKB48の人気もまだまだと認識させられた、長沼准教授のひと言。

テレビ番組『笑っていいとも!』に登場した“科学界のインディ・ジョーンズ”長沼毅先生の経験や研究には共演者も驚かされた。そんな長沼先生はアニメ『ONE PIECE』(ワンピース)の大ファンという一面もあるが、芸能人にはあまり関心が無いらしい。

広島大学大学院生物圏科学研究科准教授の長沼毅先生が1月25日のテレビ『笑っていいとも!』に登場して「明日、氷河期になってもおかしくない」という持論を展開して周囲を驚かせた。

長沼先生は深海や南極、砂漠など極地を探検して研究を進めており“科学界のインディ・ジョーンズ”との表現が大げさに感じられない実績を持つ。それほどの研究者による言葉だけに“氷河期”の説にも説得力があるのだ。

その日の生放送終了後も長沼先生の話は続き、1月29日に『笑っていいとも!増刊号』でその様子が放送された。

例えば「人間とチンパンジーで大きく違うのは『協調性、分かち合い、助け合いの心』を発達させたからだ」と先生は言う。これまでに氷河期を乗り越えて人類が今の発展を遂げたのは、その心があるからで「次の氷河期で人類が滅亡しないためにはその『平和の心』が必要」だと先生は説いたのである。

また、宇宙飛行士のセミファイナルまで行ったという長沼先生だけに「宇宙に行かずとも自分の脳細胞をコピーしたシリコンを宇宙に送り出して、経験したことを送信してもらえば同様の体験ができる」と、地球だけでなく宇宙規模の話も飛び出した。

秘境を訪れて研究を重ねるだけに、日本に居ることが少ないという先生だが、アニメの「『ONE PIECE』は大好き」だと言う。冒険が好きなので共感するのだろう。

だが、芸能人に関してはあまり興味が無いらしく、レギュラー陣から「AKBは知っていますか?」と尋ねられると「名前だけは」と答えた。さらに「AKBのセンターは知っていますか?」と確認すると、長沼先生は「しょこたん!?」と答えて周囲を笑わせたのだった。

長沼毅先生も名前を知っている“しょこたん”こと中川翔子の知名度はやはり凄いのだ。一方でAKB48の存在がまだまだ浸透していないことも明らかとなった。レギュラーで出演している指原莉乃も先生からAKBとは認識されておらず、それを痛感したはずだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)