韓流スター、チャン・グンソクが来日して彼もファンだと言う芦田愛菜ちゃんと都内でテレビ番組のロケを行った。天才子役と言われる愛菜ちゃんから役者について質問されると、チャン・グンソクがしばし考え込む場面もあった。
チャン・グンソクが主演する現在公開中の映画『きみはペット』の宣伝のため来日した際、テレビ『メレンゲの気持ち』の企画でロケに出演した。彼がファンだという子役の芦田愛菜ちゃんと共に、都内のペットショップなどをデートする様子が1月28日に放送されたのだ。
コーヒー好きだというチャン・グンソクをおもてなしするために向かったのは、港区元麻布にある世界初のコーヒーセラーを備えたカフェ“Mi Cafeto”だ。鮮度の良い豆を使った最高品質のコーヒーが味わえるこのカフェで、グンソクはブルーマウンテンのコーヒー、愛菜ちゃんはオレンジジュースを飲みながら会話が進んだ。
愛菜ちゃんから「どうしたら、グンソクさんみたいに上手にお芝居できますか?」と質問されると、彼は「う~ん、難しいですよね」としばし悩んでしまった。
チャン・グンソクは芦田愛菜主演のドラマ『マルモのおきて』を見てすっかり彼女のファンになっており、マルモリダンスも完璧に覚えているほどなのだ。天才子役と言われる彼女の才能を知っているだけに、どう答えたものか真剣に考え込んだようだ。
やがてグンソクは「5歳からこの仕事を始めて、20年間やってきた」と自らの役者人生を説明した。今年は彼のデビュー20周年なのである。それを踏まえて彼が「一番大事なことは経験を積むこと」と愛菜ちゃんにアドバイスしたのは次のような内容だった。
「家で1人で本を読むのもいいけれども、外で友だちと会ったり、良い人と出会って話をすることで経験を重ねていくことが大事だと思う」とグンソクは穏やかに、丁寧に愛菜ちゃんへ話したのだ。
愛菜ちゃんもしっかりと彼の言葉を聞くと「うーん、ありがとうございますっ!」と元気に御礼をしたが、きっとグンソクが伝えたかったことを理解したのではないだろうか。
次にグンソクが愛菜ちゃんに「福ちゃん(鈴木福)と僕とどっちの方が好き?」とお茶目な質問をしたが、「どっちも好きです!」と彼女から満面の笑顔で答えられてしまった。
「残念~!」と悔しがるグンソクは「しょうがないです。でも頑張ります、福ちゃんに負けないように」と気合を入れたのだった。
日本でチャン・グンソク人気に火がついたのはドラマ『美男(イケメン)ですね』がきっかけだが、子役からキャリアを積み上げて来たとは意外であった。また“ドSキャラ”を自認する彼に対して、今回のロケで優しい好青年という新鮮なイメージを持った視聴者も増えたのではないだろうか。
人気ドラマにもなった日本漫画の原作を映画化した『きみはペット』も話題となっており、今年もチャン・グンソクの活躍が続きそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)