人気急上昇のエアーロックバンド、ゴールデンボンバーが音楽番組『音楽ノチカラ』に出演することをブログで報告している。彼らは1月に武道館と大阪城ホールで単独ライブを行うが、その時期に放送される予定だ。
昨年11月に新曲「酔わせてモヒート」を発売したゴールデンボンバーは、テレビ番組『カミスン!』や『笑っていいとも!』でパフォーマンスを披露して注目を浴びた。彼らは2004年から活動するヴィジュアル系エアーバンドで、ボーカルの鬼龍院翔以外のメンバーは楽器を実際には演奏しないのが特徴だ。
そうしたエアーバンドがなぜ人気なのかは、彼らのパフォーマンスや楽曲を体験しなければ理解は難しいかもしれない。すでに彼らの熱狂的なファンは多く、着うたダウンロードで12か月間連続デイリーランキング1位を記録したこともあり、昨年はウィークリーランキングで3位以外の20位全てを彼らの楽曲が独占する時期もあったほどだ。
その人気は衰えるどころか、新年には1月14日・15日に日本武道館、21日には大阪城ホールで単独公演を行う。そこにきてボーカルの鬼龍院翔がブログ『キリショー☆ブログ』で1月8日に綴った内容によると、「今日の昼頃、読売テレビさんの音楽ノチカラの収録に参加させて頂きました! 今月18日の放送だそうです」というのである。
『音楽ノチカラ』といえば少数の限定したアーティストが出演する音楽番組で、それにエアーバンドが出演するのだから彼らの実力が世間に認められた証とも思える。
その放送予定日が単独ライブの中間だということも、ゴールデンボンバーにとって新年からさらに勢いがつくことになるだろう。とはいえ、彼らは「大人に怒られずにふざけたい」とメジャーデビューはせずにインディーズで頑張っており『ほどほどに』というのが本音かもしれないが。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)