“節約は美徳”ロックシンガー・ダイアモンド☆ユカイの妻の堅実な行いをブログで読むたびに、この言葉が記者の頭に浮かんでくる。ユカイは「生活費が足りないのか?」などと愚痴っているが、彼女はお金の本当のありがたみを知っているからこそ倹約しているのだと感じる。
先日のブログで「お手ごろ価格の店へバーゲン目的で訪れ、来年用に子ども服を買う妻が信じられない。」と妻との価値観の違いを嘆いていた、ユカイ。彼が幼少の頃はデパートのブランド服しか着た記憶が無く、お金が無くて節約しているのか?―と妻の行動が理解できなかったようだ。だがブログの読者から「奥さんはやりくり上手ですよ。」、「世のお母さん方の常識です。」などとたくさん注意されていたのだ。
さて1月28日付のブログ『ユカイなサムシング』で、彼はまたもや妻の行動に驚かされた様子である。
ブログによるとユカイは子どもたちを義母に預け、「たまに夫婦だけで出かけよう。」と妻に提案した。すると彼女から「幼なじみの友人に会うので付き合って欲しい。」とお願いされたユカイ。自分がなぜ借り出されるのか彼は分らないまま、2人で出かけたのだ。
友人への手土産は妻のお気に入りの羊羹だった。この羊羹を自宅に常備し、毎日薄く切って食べている彼女を“セコイ奴だ”と、ユカイは見ているという。
その友人からは子ども用の衣服や靴の他、大きめの玩具や椅子など沢山の“お下がり”を譲ってもらった。数々の品物を目の前に妻は大喜びでお礼を伝える。その横で、ユカイは“ドン引き”状態になってしまったようだ。彼は「他人から“お下がり”を貰うこと、それを喜ぶこと」が理解できないのだ。
しかしブログの最後の文章には少し驚いてしまった。ユカイの妻はゴミとして出されている品物でも、使えるものなら拾ってくるそうだ。ここまでする女性は、滅多にいないだろう。ユカイは「ゴミ捨て場に連れて行かれないだけでも良かった。」と皮肉を綴っている。
(TechinsightJapan編集部 みやび)