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2012年の大学入試センター試験が始まった1月14日、AKB48の総合プロデューサーとして知られる秋元康が受験生を応援するメッセージを贈っている。彼の体験談を用いたその内容は心に響くものがある。
秋元康がGoogle+で、1月14日の朝8時に「センター試験を受けるみんな、頑張れ! AKBグループみんなで応援しています」と受験生へメッセージを贈っている。
今年は全国709会場で行われるセンター試験に、55万5537人が志願している。このタイミングで秋元のメッセージが届く可能性は低いかも知れないが、中にはギリギリで目にする人もいたことだろう。
さらに午前10時29分には秋元が以前、夜中に終電に間に合うように全力疾走で駅に向かう男女7名程度の学生グループを目にした思い出を語っている。その時に彼は「僕はもう、あんな風に全力疾走することはないんだろうな」と思いながら、涙が止まらなかったというのだ。
秋元康はこのエピソードで「人間は、今、この瞬間の素晴らしさに気づかない。時が経たないと…」と実感したことを伝えている。
彼は「受験生のみなさん。全力で走れ! 全力疾走は今しかできないぞ」と励ますと、「AKBのメンバーもね」と付け加えるように、この言葉はあらゆる人へ向けられているのではないだろうか。
センター試験後も受験が続くこの時期、ひとりでも多くの受験生にとってこのメッセージが励みになることを期待したい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)