EU発!Breaking News

writer : shiina

【EU発!Breaking News】あまりにも残酷で悪趣味。子猫をわざとニシキヘビの犠牲にする動画がインターネットに。(英)

何者かが生後間もない子猫をわざとニシキヘビに与え、その犠牲になる様子を撮影した動画がインターネット上にアップされた。あまりに残酷なこの所業に、イギリスのマスコミや動物愛護団体関係者らがこの動画作成者を探し出そうと動き出している。

その動画に最初に映し出されているのは、サンタクロースの衣装と帽子を着けた何者かが(性別は不明)、生後4ヶ月ほどの子猫を撫でたりキスをしたりする姿だ。この様子は7分間以上も続いており、これだけ見るとペット好きな人の微笑ましい動画のようである。

だがその後、その何者かは子猫をベッドの上にある箱の中に下ろすのだが、それは全長2メートルほどのニシキヘビが潜んでいるものであった。箱の中で対峙した2匹は少しの間お互いの様子をうかがっていたものの、次の瞬間ニシキヘビは子猫に噛みついた。その後子猫は抵抗できないまま、徐々にニシキヘビに飲み込まれていってしまった。

この様子は逐一撮影されており、動画としてインターネット上にアップされた。この所業だけでも信じ難いことだが、更に動画の背景にはクリスマスソング『リトル・ドラマー・ボーイ』が流され、タイトルは『ニシキヘビのクリスマス』と名付けられるという、非常に残酷で悪趣味なものとなっている。

この動画作成者のアカウント名はFlixという名で登録されていたのだが、これはロンドン北部のイズリントンからのものであることが既に判明している。作成者は更なる『作品』を提供することをほのめかしていることもあり、動物愛護団体関係者は一刻も早くこの動画の作成者を探し出そうと動き出しており、またこのニュースを報じたイギリスのタブロイド紙『Daily Mail』や『Sun』も読者に対し同様に呼びかけている。

もしこの作成者が発見され、裁判で有罪となった場合、イギリスの動物保護法に基づき懲役6ヶ月の刑、あるいは最高2万ポンド(約240万円)の罰金刑が科せられることとなる。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)