シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子が、テレビ番組でこの間の恋愛に関する報道を“9割はウソ”と笑い飛ばした。しかし、残りの1割については真実を語ったのだ。

高橋尚子のニックネーム“Qちゃん”はマラソン選手時代の小出義雄監督が名付け親である。12月3日に放送された『メレンゲの気持ち』に出演した際にMCのいとうあさこが「恋愛の噂もいろいろと聞きましたが」と触れたところ、高橋が真っ先にあげたのがその小出監督との噂だった。

彼女は「だって小出監督はもう72歳ですよ！」と笑いながら否定すると「週刊誌が元の噂は“9割がウソ”ですから」とバッサリと斬ったのだ。だがメインMCの久本雅美がすかさず「じゃあ1割は本当なの？」と確認すると、高橋尚子はあっさりとそれを認めたのである。

相手はシドニーオリンピックの頃の元コーチだと高橋は明かした。2人は恋愛関係にあったがやがて高橋の方から別れることを決断したという。「走るのが楽しくてそれに集中したかった」というのがその理由でいかにも高橋尚子らしい。

ところが、話はそれから佳境に入った。久本が「じゃあ、今は誰もいないの？」と現在の交際について尋ねると、高橋は「…もう…」としどろもどろに答えたのだ。久本雅美やいとうあさこも恋愛トークには慣れているだけに「あー！　いるー！」、「いる時の答え方！」と目の色を変えた。高橋が慌てて「好きな人がいるだけです」と照れながら言い訳をすると、久本も「いいお付き合いされてるの？」とさらに追及したのである。

「凄いところまで突っ込んで聞くんですね！」と、高橋も根負けしてそれ以上は言い訳しなかった。さらに久本が「結婚とかはいつごろ？」と食い下がると高橋は「そういうのは考えてないです」と答えた。久本がそれを聞いて「誰かいるんだ」と結論を出すと、高橋もさすがに交際相手の存在について否定しなかったのだ。

この交際についての話は、高橋尚子が犬を飼っていることから「ペットを飼うと婚期が遅れるらしい」と久本が注意したことが発端なのだ。高橋もまさか交際相手についてここまで聞き出されるとは思いもよらなかっただろう。『メレンゲの気持ち』のトークは油断ならないのである。

もっとも、高橋尚子も39歳となるので彼氏がいても当然なのだが。彼女も今度はマラソンを選んで別れることもないだろう。良い関係に進展することを期待したい。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）