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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「漢字タイトルのはずだった」。Perfumeが新アルバム『JPN』のタイトル決定にまつわる裏話明かす。

人気女性ユニット、Perfumeがニューアルバム『JPN』を11月30日にリリースした。彼女たちも「ベストアルバムみたいなもの」と語る同作だが、そのタイトルが決まるまでには意外な過程があったようだ。

Perfumeがテクノポップユニットとしてメジャーデビューした時から、中田ヤスタカがプロデュースに関わっている。彼女たちのブレイクは彼無しには語れないのだ。今回のアルバム『JPN』はこれまで以上にPerfumeらしさが出ている楽曲が揃い、今後の方向性を示そうとする中田ヤスタカの意気込みが感じられる。

12月3日に放送されたラジオ『DHC COUNTDOWN jp』(TOKYO FM)に、Perfumeの3人が出演した。彼女たちは新アルバムの話題の中で、アルバムのタイトルを決める会議の様子にも触れたのだ。

Perfumeのアルバムタイトルは従来、収録曲が決定してから話し合いで決まるのだが、今回の新アルバムはスケジュール的に曲が決まる前に考える必要があった。中田ヤスタカと3人は急遽、食事会の形で場を設定して“タイトル会議”を行ったのだ。

中田ヤスタカから「“漢字一文字”というのがいいのでは?」と提案があったことで、全員で漢字のタイトルを考えた。「それがなかなか思い浮かばないんです」と彼女たちはかなり悩んだという。

すると、中田ヤスタカが口を開いた。「『JPN』っていいんじゃない?」と、彼は意外なタイトル案を出してきたのである。「漢字って言ったよね?」、「英語だし! しかも3文字だし!?」と彼女たちもはじめは呆れたのだった。

しかし、落ち着いて考えると『JPN』というタイトルこそ「今の時期に出すアルバムとして最適だ」という意見で一致した。Perfumeのメンバーは中田ヤスタカに直接確認はしなかったが「きっと(中田さんは)震災からの復興も意識していると思う」と共感したことを明かした。

彼女たちは『JPN』のタイトルに関して、これまでにも『世界進出への意識もある』と答えていたが、他にも様々な思いが込められているようだ。いずれにしろ同アルバムのノリの良い楽曲で多くの人が元気付けられることだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)