エンタがビタミン

writer : testjournalist

【エンタがビタミン♪】イジメ、ファン離れ。それでも前に進むmisonoの強さ。

misonoはかつてday after tomorrowのボーカルとしてデビューし、現在は歌手だけでなくタレントとしても幅広い活動を続けている。そんな彼女が過去に経験したイジメや、アーティストからタレントとして活動するようになったことで離れてしまったファンなどに対してブログで考えを綴っている。

misonoは、2002年にday after tomorrowのボーカルとしてデビューし、一躍トップアーティストの仲間入りを果たした。しかし2005年にday after tomorrowが活動休止となり、その後はmisonoの実の姉、倖田來未がブレークし始めた。それまでは倖田來未が「misonoの姉」と呼ばれていたが、急に立場が逆転しmisonoが「倖田來未の妹」と呼ばれるようになった。misonoはかつてない挫折を経験したという。これを機にmisonoはバラエティ番組に積極的に出演し、いわゆる「おバカタレント」として幅広い層から注目を浴びるようになったのだ。

しかし「day after tomorrow時代のmisonoが良かった」と思うファンも多い。それは本人にも自覚があるようだ。12月16日付のmisonoのブログ『miso脳☆misoKnoW』でday after tomorrowについて綴っている。misonoは今のキャラクターがテレビに露出するようになると、世間から「下品、ガサツ、ウルサイ」というイメージを持たれるだけでなく、かつてのファンですらアンチに変わっていくことを実感した。しかしそのおかげで今のファンをより大切に思うことができると胸のうちを明かす。day after tomorrowの頃に比べてCDの売れ行きは下がったが、認知度とファンの数は確実に上がったとも断言している。

そんなmisonoは、学生時代にイジメを経験している。“出る釘はうたれるから”と当時を振り返るmisono。しかしそれがきっかけで歌手を目指すようになり、今ではイジメを受けている人の気持ちが分かるようになったことで、むしろ感謝の気持ちすら持っているという。

「day after tomorrowのボーカル」、「倖田來未の妹」、「おバカタレント」など、時代によって様々な呼び方をされてきた彼女が、幾度もの困難に遭ってきたのは間違いない。しかし逆境を自らの糧に強くしなやかに成長し、活躍の場を広げてきたこともまた事実だ。この強さがmisonoの最大の武器にして魅力といえるのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 sehi)