アイドルグループAKB48が、音楽番組「カミスン！」で新曲『上からマリコ』を披露した。リリース間近とあって、彼女たちもこの日は朝から何度も振り付けや衣装について意見を出し合った。そんな中で秋元才加が、突然マリコ様からあることを頼まれたのだ。

9月に行われたAKBじゃんけん大会で決定した選抜メンバーが、12月5日深夜に生放送の音楽番組「カミスン！」に出演した。彼女たちによる新曲『上からマリコ』が7日に発売されることについて、センターの篠田麻里子にMCの中居正広が感想を求めた。

篠田麻里子は、じゃんけん大会からすでに2か月が経過していることもあり「やっと来たなという感じです」と心境を語ると、初のセンターに関しては「やはり見晴らしがいいですね」と答えていた。

実は、篠田麻里子はブログ『Diary』で、「上からマリコデー｣としてこの日の朝からの様子を綴っている。彼女は早朝からメンバーと振り付けを変更、確認しており「何度も何度も皆の魅力を出せるよう変更し、ようやくMJ生披露しました」と記しているのだ。この日は衣装もそれぞれに意見を出し合って、最後まで悩んだという。

そのような状態で最も大変だったのは秋元才加だろう。篠田麻里子は「朝いきなりさやかに“側転して”とムチャぶり。生放送で側転してくれました」と明かしているのだ。

確かに「カミスン！」の本番では秋元才加は側転を披露していたのだが、バッチリと決まっており急遽入れたとは思えないパフォーマンスだった。篠田麻里子も彼女の身体能力を知っているからこそのムチャぶりだったのだろう。秋元はその期待に応えたのである。

秋元才加もブログ『ブキヨウマッスグ。』でこの件に触れており、「ダンス頑張ります。あと…側転もね」と放送後に振り返っていた。彼女にとってこのムチャぶりはまさに“上からマリコ”様からの命令のようなものだろうが、この後も引き続き側転を入れるのならばこれほど“おいしい命令”はないだろう。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）