パンクブーブーが初代王者に輝いた、最も面白い漫才師を決める大会『THE MANZAI 2011』。そこで司会を務めたナインティナインが、番組について振り返った。
12月17日に放送された『THE MANZAI 2011』(フジテレビ系)とは、プロの漫才師であれば年齢や芸歴の制限なく出場が可能で、その年の一番面白い漫才師を決める大会だ。そこで司会を務めたナインティナインは、22日深夜放送のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』で同番組の裏側について語った。
『THE MANZAI 2011』は、2009年に『M-1』を制しているパンクブーブーの2人が見事優勝した。前評判どおりともいえるこの結果だが、番組終了からネットでは「2位のナイツの方が面白かった」、「“のりピー”のネタが最高だった」と審査への不満の声が寄せられていた。
岡村隆史はこの件について触れたのである。「たしかにナイツはよかったが、前半がスロースタートだった」、「のりピーのところはたしかにウケたが、それだけが印象に残ってしまった」と話し、ネタの作りを見ると優勝したパンクブーブーのネタが一番漫才らしかったと熱く語った。
その後、「でも一番好きなのは千鳥」と明かした上で、「審査員が一番判断するのが難しかった」と誰が優勝してもおかしくなかった同大会の決勝戦を振り返っていた。
また岡村は、『THE MANZAI』で嬉しかったことに、最高顧問を務めたビートたけしとお笑いについて話ができたことを挙げている。その岡村の姿からは、お笑いに対する熱い思いがうかがえた。
岡村は「来年はあるかわからない」と次回大会について語るものの、矢部浩之は「続けていきたい番組」と開催を期待しているようだった。『M-1グランプリ』なき今、1年に1度のお笑いのビッグイベントを楽しみにしている視聴者も多いのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 七海香)