久しぶりにモデルの桐島かれん(47)をテレビの生放送で見たが、スリムな体型で年齢が現れる首にも目立つシワが無く、凛とした美しさも昔のままであった。だがプライベートでは17歳の長女を筆頭に一男三女の母親だ。まだまだ手のかかる子どもたちの母親で、写真家のご主人のお弟子さん4人の夕食まで作っている大忙しの主婦とは思えないのである。
12月12日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)内の“トークナンデス!”のコーナーで、「私、妊娠するたびに体重が20キロ増えていたんです。」と明かす桐島かれん。曜日MCの遠藤章造(ココリコ)が前妻の妊娠時を思い出したのか、「体重が8キロぐらい以上増えると、お医者さんから怒られませんでしたか?」と問い返した。すると桐島は「私は背が高いし、妊娠しているんだから太りたいだけ太らせてくれ。」と、主治医にお願いしていたと話す。
それでも出産後は母乳育児であったためか、自然と体重は減っていったという。特に2人目からは上の子の育児と毎日の家事で、「痩せるというより、“やつれた”のかな。」と苦笑する桐島。だが彼女を見ても、“やつれた”風には見えない。今も朝早くから子どものお弁当作りから始まり家事や仕事、子どもの習い事の送迎など息つく暇も無い忙しさである。その忙しさが幸せに感じる瞬間なのであろうか。彼女からは外見の美しさではなく母親としての逞しさと共に、人間としての強さも感じるのだ。
桐島かれんの母親の作家・桐島洋子氏は3人の子どもたちを毎年の夏休みに、1か月間かけて10か国以上の海外旅行に連れて行ったという。“長期間の海外旅行”といえば聞こえが良いが、実際は貧乏旅行で行き先も出発する日の空港で母親が決めていたらしい。行く先々でトラブルに遭遇することも珍しくはなかったそうだが、今となっては楽しい家族の思い出となっているようだ。型破りな母親に育てられた桐島かれんは大人になると、何事にも動じない非常にタフな女性になっていた。4人の母親になっても不思議なくらい、若い頃とイメージが変わらない桐島かれんであった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)