次長課長の河本準一には不思議な噂がある。彼が売れている先輩芸人からある物を譲り受けたところ、次長課長の人気が急上昇したというのだ。しかも彼がそれを譲った後輩芸人がM-1で優勝したのである。そのラッキーアイテムとはいったい何なのか。
河本準一(36)と後輩芸人たちが集う“準ちゃん会”という飲み会がある。お笑いコンビ、カラテカの入江慎也がその会に参加した時の事を11月16日の『笑っていいとも!』で報告した。
河本準一といえばオリエンタルラジオの人気が低迷していた時期に「お前達、頑張ってるな! 俺は頑張る奴は絶対に見放さないからな!」と声をかけて励ましたことがある。オリラジの藤森慎吾はその言葉が再起するきっかけになったことをテレビ番組で明かしていた。
今ではその藤森も参加している“準ちゃん会”で河本は、売れない若手芸人に「俺がたらしている糸にお前らしっかりしがみつけ! 俺が絶対に引っ張ってやるから!」と同じように熱い励ましを送っている。
そんな様子を報告したカラテカ入江が河本準一にまつわる“芸人がブレイクするジンクス”を紹介したのである。河本には『売れている先輩芸人の長財布をもらう』ことでブレイクした都市伝説があるという。
まだ次長課長が売れていない頃の事だ。河本は司会でブレイクした先輩の今田耕司から長財布を譲り受けたのだが、それから一気に次長課長がブレイクした。この時、スタジオに河本準一本人もゲスト出演しており、彼もその事を認めたのである。
すると河本はその後も不思議な出来事が続いたことを明かしたのだ。彼が今田耕司から貰った長財布をお笑いコンビ、パンクブーブーの黒瀬純に譲ったところM-1グランプリで優勝したというのである。
さらに驚くべきことに、今田耕司の長財布を貰ってブレイクした河本が、以前使っていた長財布をお笑いコンビ麒麟の田村裕に譲ったところあの著書“ホームレス中学生”が大ヒットした。
今度は、麒麟田村がその長財布をお笑いコンビ、天津の木村卓寛へ譲ったら『天津木村の“エロ詩吟”』でブレイクしたのである。
ここまで不思議な出来事が続くと“売れている先輩芸人の長財布をもらうと売れる”ジンクスも信じたくなるのだが、現状を見ると河本準一以外はブレイク後に人気が下降している傾向があるのだ。長財布でブレイクしても最後に人気を手にするのは本人次第ということか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)