氣志團はもちろんのこと、 別人という設定ではあるが、DJ OZMA、矢島美容室でも人気を博した綾小路翔。やんちゃなヤンキーというキャラクターでありながら、多才で器用なパフォーマーというイメージももちあわせている。そんな綾小路が本日11月12日から初の冠番組をスタートさせる。これでますます本領発揮といったところか?
その番組は「綾小路翔の六本木バナナボーイズ」(フジテレビONE/TWO/NEXT)。綾小路が六本木のスナックのマスターとなり、店にやってきたゲストとトークを繰り広げていく。つまり綾小路がホスト役のトーク番組だ。“ノープラン”のゆるい雰囲気の中、“舌好調”の綾小路の進行で番組は進む。
初回のゲストは、デビュー前から仲が良く大親友だという森山直太朗、そしてステージで共演したことのあるももいろクローバーZだ。森山にはウーロンハイを自ら作ってもてなした綾小路だが、未成年のももいろクローバーZには、“もも”にひっかけてピーチのファンタをご馳走する。綾小路は炭酸飲料「ファンタ」から生まれたバンド「FANTA」にもベーシストとして参加しているので、そのあたりは小ネタが効いているといったところか。
トークでは、綾小路にうながされて、各自のキャッチフレーズを交えた自己紹介を披露したももいろクローバーZ。これがリズムに乗ったり、振りがついたり、かなりのハイテンションモード。キャピキャピと楽しそうなももクロのメンバーたちに圧倒されながらも、ももクロ流の自己紹介にトライした森山のはにかんだ顔は必見だ。それ以外にも何かと森山をいじる綾小路だが、彼らの仲の良さがうかがえる。
トーク中にももクロから「自分たちが身にまといたいオーラをまとっている」と絶賛された綾小路。実は氣志團は10周年を記念し、“THE 対バンスタイル”シリーズGIG「極東ロックンロール・ハイスクール」を主催敢行中なのだ。そこでももいろクローバーZと共演したわけだが、その模様はもちろんのこと、初回ではグループ魂との“対バンシリーズGIG”のステージも紹介している。すでにユニコーンなど豪華アーティストとも共演済みで、番組の中で少しずつ、この貴重な対バンシリーズGIGの模様も紹介していく予定だという。
そして、なぜかDJ OZMAが起こしたはずのあの紅白歌合戦での事件(?)にも触れた綾小路。お茶目なトークを終えて、森山とももいろクローバーZはボトルキープ(ももクロはファンタなのでペットボトルキープ)。最後に森山が店を出る際には、7000円を請求した綾小路マスター。どうも“ボッタクリ”のようなので飲みに行くときは気をつけて!
「綾小路翔の六本木バナナボーイズ」初回放送はフジテレビONE 11月12日(土)24時から。TWOやNEXTでもリピート放送の予定あり。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)