毎年ジーンズが最も似合う有名人に与えられているベストジーニスト賞。今年は嵐の相葉雅紀と女優の黒木メイサが初受賞で注目を集めた。また他にも協議会選出部門で、タレントでデザイナーの若槻千夏も受賞し、こちらも話題になった。そんな若槻が10月10日付の自身のブログ『WCはどこですか?』で「ベストジーニスト賞」への熱い想いを綴っている。
今回の授賞式では、若槻の特注のオーバーオールに注目が集まった。スタッズを800個も付けているということもあり、重さは10kgもあるそうだ。夢の様な今回の受賞で若槻も衣装に気合いが入ったようである。
若槻にとってベストジーニスト賞は、デビュー当初からずっと憧れていただけに特別な想いがあったという。だが、その夢は2年前に諦めたらしい。本気で洋服に取り組もうと思ってからは、テレビの露出がぐっと少なくなったからだ。それでも自分を信じ、彼女はがむしゃらに洋服の道を歩き続けてきた。
そして2011年、神様はそんな彼女にご褒美を与えたのだ。若槻は全く無縁だと思っていただけに、今回の受賞は嬉しい反面かなりびっくりしたに違いない。
ベストジーニストはテレビで活躍中のタレントが多く受賞している。なぜ、テレビ露出が少なくなった彼女に今回の賞が与えられたのか。「明るく親しみやすいキャラクターで多くの人に元気を与えている。また、自身のカジュアルブランドの立ち上げやリメイクなどファッション関連でも多彩に活躍し、その活動のエネルギーはジーンズスピリットに相通じるものがあるため。」と賞状に書かれていたそうだ。この言葉は、真っ直ぐな若槻の想いが間違いでなかったことを証明しているのだ。
(TechinsightJapan編集部 うずらの珠子)