人気番組「笑っていいとも！」にアイドルグループ「SUPER☆GiRLS（スーパーガールズ）」が出演した。メンバーのひとりが特技の空手を披露したところ、破片が観覧席まで飛んでしまう予測外の事態となった。

SUPER☆GiRLSが登場したのは10月12日の「笑っていいとも！」のコーナー「ドヤテクZ」だった。エイベックス発のアイドルグループとして7000人から選ばれた12人だと紹介された彼女達は『アイドルなのに空手で板を割るZ（ゼーット）』の特技を見せるというのだ。

音楽と共にステージに登場したSUPER☆GiRLSは、挨拶がわりに1フレーズだけ歌と踊りを見せた。それが終わるやセンターの前島亜美が「オースッ！」と構えて「えいっ！」と素早い回し蹴りで傍らに差し出された板切れを蹴り割ったのだ。見事な技に「すごーい！」と歓声が沸いたが、その中にコーナーMCの田中裕二（爆笑問題）の「大丈夫？　大丈夫!?」という声が響いた。

前島亜美の右回し蹴りで割られた板は真っ二つに割れたが、その片方が観覧席の中に飛んで入ったのだ。田中の動揺した声でその事態に気づいたレギュラー陣も心配したが観覧客にケガは無かったようだ。

SUPER☆GiRLSのメンバーも全員が手を合わせて「ごめんなさい」と詫びていたが、太田光（爆笑問題）から「自分勝手な人達だな！」と毒づかれていた。事故にならなかったことでスタジオも平静を取り戻して、彼女達も笑顔を取り戻し自己紹介へと移ることができたのである。

今回は板が割れた時の音が軽かったことから、万一の事を考えて木の板でなく軽い材質の板を使っていたようで、それが幸いしたのではないだろうか。板を割った前島亜美はグループ最年少の13歳というのも驚きだが、彼女もこのハプニングにはかなり驚いていた。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）