人気お笑いコンビ、ピースの綾部祐二は芸人仲間には意外な一面を見せるらしい。後輩のオリエンタルラジオがテレビ番組で「鬼軍曹」と呼ばれる綾部の正体を明かした。さらに、モデルの小森純も綾部にはやめて欲しいことがあると訴えたのだ。彼が舞台裏で見せる姿とはどういうものなのか。
よしもとのお笑いコンビ、オリエンタルラジオはピースの5年後輩となる。彼らが初舞台を踏んだ時に、MCを務めたのがピースだった。その頃のエピソードを10月13日に放送された「ダウンタウンDX」の2時間SPで綾部祐二が語った。
オリエンタルラジオ(以降オリラジ)は初舞台の楽屋で先輩のピースに挨拶に来たが「挨拶する言葉が噛んでいたほど緊張していた」と綾部は当時を振り返る。それから7年が過ぎて現在、綾部の楽屋に来るオリラジの藤森慎吾は「べーやん、ちーすっ」とチャラ男キャラで挨拶していくというのだ。
「7年間でこうも変わるものか?」と不満を露にする綾部だが、一方の藤森にも理由があった。藤森は「実は、僕と綾部さんには深い溝があり、それを超えようとして震えながら言ってる」と綾部に反論したのである。2人にある『深い溝』とは何なのか。藤森から綾部の意外な姿が語られることになる。
「綾部さんは実は、めちゃめちゃ怖いんですよ」と藤森は訴えるように話した。例えば芸人仲間で飲みに行った時のことだ。大先輩のお笑いコンビ、品川庄司の品川祐も一緒にいたが、彼が先に帰るので皆で見送った。すると綾部が「よーし、お前らもう1軒行くぞ!」と言い出すのがパターンなのだ。
それから「べーやん反省会」が始まり、綾部が「品川さんへ酒を出すタイミングが違う」、「品川さんへのあいづちの打ち方がああじゃない」と後輩達にダメ出しするのだ。藤森はこれが耐えられないらしく「先輩として間違ったことは言ってないけど…」と、彼は意を決して立ち上がると「うるせえんだよ! あんた!」と綾部に向かって言ったのだ。
これには綾部も我慢ならず「お前が立ち上がって言うことか? ケンカになるぞそれは!」と唾を飛ばして応じた。しかしオリラジの中田敦彦がひと言「カジュアルに(わかりやすく)言うと、綾部さんは後輩から抜群に人望が無いんですよ」ととどめを刺したので、綾部も呆れて反論を諦めたのだ。
綾部祐二は他にもモデルの小森純から「スター気取りはやめて欲しい」と指摘されており、後輩芸人だけでなく共演者にも良い印象は持たれていないのである。芸能界でスムーズに活動を続ける為にも、少し言動に配慮した方が良いのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)