ベテラン俳優の大和田伸也(63)が出演する舞台についてブログで綴ったところ、終演後に大変なことになったという。彼がテレビ番組でその詳細を明かしたのだが、いったい何が起きていたのか。
今年の4月に大和田伸也も出演する舞台『美輪明宏版 愛の讃歌』の件を、彼がブログ『シンちゃんの部屋』で「いよいよ舞台が始まりました。」と綴った。大和田伸也は10月19日に放送された「ライオンのごきげんよう」に出演した際に、その時に起きた事の顛末を語ったのだ。
彼はブログで楽屋の窓から見える桜や劇場周辺に咲くたんぽぽの花の写真を掲載して、その日から始まる舞台の日程を紹介した。その中にひと言「お芝居を観た方は、終演後、楽屋にお立ち寄り下さい」と記したのである。
大和田伸也は「手紙の感覚で何も考えずに書いた」とその時のことを話す。「すると、楽屋にたくさん来られたんだよ」と彼は舞台が終わり楽屋に戻って驚いたという。ファンが多数、彼に会うために並んでいるのだ。
しかし、楽屋には共演者もいるので入ってもらうわけにも行かない。なんとか、スタッフが大和田伸也専用に部屋を用意してくれたことで、ファンの方々にも対応することができたのだった。
彼はそのことを思い出して「ブログって難しいね」と唸っていた。このケースとは少し違うが最近、芸人の宮川大輔が誤ってツイッターで携帯電話番号をつぶやいてしまったことが話題となった。「死ぬほど電話がかかってきた」と宮川は話していたが、今は電話番号を変えているそうだ。やはり、ブログやツイッターはクリックひとつで情報が広がるので十分な注意が必要なのである。
大和田伸也のブログには今も「楽屋にお立ち寄り下さい」の一文が掲載されており、読者からの「ほんとに行って良いんですか?」などのコメントが見られる。もちろんこの舞台公演はもう終わっているので彼もあえて削除していないのだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)