先日、自身のブログで“多嚢胞性卵巣症候群”であることを告白した、元タレントの中西(山本)モナさん。不妊治療を行っている彼女のもとには、同じ悩みを抱えている女性を中心に沢山のコメントが寄せられている。精神的にも肉体的にも痛みを伴う治療なのだが、このこととは別に彼女を悩ませる出来事があったようだ。
今年の6月末で芸能界を引退し、現在は本名の中西モナ名義でブログ『true self』を開設している。ブログによると昨年の夏に一般男性と入籍したモナさんは、妊娠を望みながらなかなか兆候が無く友人の勧めもあり病院を訪れたそうだ。そこで初めて自分が“多嚢胞性卵巣症候群”と診断され、自然妊娠が難しいことがわかったそうである。
不妊治療に関して世間の理解が深まってきたとはいえ、当人とって辛い治療であることには間違いない。だが最近は治療していることを公にする有名人も多く、今年6月にはタレントの東尾理子も不妊治療を始めることを公表し、その様子を詳しくブログで報告している。
だが東尾理子はモナさんと違い、現役のタレントである。イベントなどに姿を現せば不妊治療について、東尾の生の声を聞くことができる。しかし芸能界を引退したモナさん本人に、インタビューをすることは難しいからだろうか。なんと女性週刊誌の記者が、広島県尾道にあるモナさんの実家の方に押しかけたらしい。
10月22日のモナさんのブログには「メディアの方にお願いがあります」と題し、不在だった彼女のお母さんに面会するため家の前で待っていた様子を書いている。応対した叔母さんから、「気持ち悪いし、怖かった。」と電話がかかってきたそうだ。ブログの文面は「私の友人や実家に取材に行くのは、お願いですからやめてください。」と穏やかだが、女性週刊誌の実名を出しているあたり相当怒っているような気がする。
今は不妊治療に専念したいだろうに新たな問題が出てきて、モナさんにより負担がかからなければ―と女性としては大変心配である。彼女から幸せな報告があるまで、静かに見守ってあげることは無理なのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)