エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】視聴率を気にし過ぎて、マツコがド派手に。「私、こんな人間じゃなかった…。」

この10月から全国ネットに昇格したトーク番組、『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日)。出演者の一人マツコ・デラックスの当番組に対する意気込みは並々ならぬものがあり、それは衣装やメイクにも表れている様だ。

「テレビ番組の仕事するようになって、初めてよ。“視聴率”が気になるようになったのは。」と、憂鬱そうな表情のマツコ。全国ネットになってから初回の放送では、目が覚めるようなロイヤルブルーのロングドレスに、メイクは青みがかったピンクの口紅。2回目放送の12日は袖だけが紫のシースルーで、口紅とイヤリングを鮮やかなオレンジ色で揃えていた。画面に映っている面積が大きいマツコが派手な色を纏っていると、かなりのインパクトがある。

マツコは派手にしている理由を、「ザッピング(チャンネルを次々と替えながらテレビを視聴する)中に、誰かの目に留まるかもしれないから。」と話す。少しでも『マツコ&有吉の怒り新党』を見るきっかけになれば―との思いからである。
こんなにも健気に“視聴率向上”のため努力しているマツコに対し有吉弘行は、「派手が加速しちゃうよ。」と笑う。「もっと派手に。もっと目立つように。」と突き進み、加減が分からなくなってしまうと言うのだ。

「なんか今日は、“塩沢とき”さんみたいだよ。」と有吉から言われ、絶句するマツコ。実はメイクを担当している人から「髪をもっと、盛りましょうか?」と勧められたが、今日は普通のアップスタイルに落ち着いたのだ。なんなら、相撲取りのような“大銀杏”を結っても構わないとさえマツコは語る。

「私、視聴率を気にするような人間じゃなかったのに…。」と自分の気持ちの変化に戸惑うマツコを、有吉は毒舌を絡めながらも優しく宥める。マツコは仕事の忙しさからストレスのためか食欲が増し、昨年と比べるとまた太ったようだ。自分を“健康体のデブ”だと話すマツコだが、視聴率を気にしすぎて更に食べ過ぎないように祈るばかりである。
(TechinsightJapan編集部 みやび)