人気タレント、小堺一機(55)の長男でフリーアナウンサーの小堺翔太(25)が、バラエティ番組に出演して子ども時代の思い出を語った。父の小堺一機が子どもにまつわるエピソードを話すことはあるが、当の息子はどう思っているのか。
小堺一機といえばバラエティ番組「ライオンのごきげんよう」の司会者として知られる。彼はその中で度々、自分の子どもの話をすることがあるのだ。
小堺一機は鼻の穴が上を向いていることや頭の毛が薄いことが特徴で、彼もそれをネタにしている。だが、彼の子ども達にとってそれを『ネタ』だからと受け止めることは難しい。
ある時、母親とまだ小さい頃の長男が街中を歩いていると『あの子、小堺一機にそっくり』という囁き声が聞こえてきた。母親が気づくと長男は避けるように横の路地に入って行ったというのだ。
小堺一機と子どもとのエピソードはどうしてもこのような切ない思い出になるのだが、今では長男の小堺翔太も25歳となり事務所に所属してフリーアナウンサーやタレントとして活動している。
その小堺翔太が10月18日に放送された「踊る!さんま御殿!!」に出演して、子ども時代のエピソードを直接語ったのだ。司会の明石家さんまは小堺一機とは長い付き合いだけに、遠慮なく「捨てられたテニスボール」とか「腐りかけたマリモ」と髪の毛を表現することがある。
小堺翔太は「さんまさんがテレビでそれを言うたびに、学校で『腐ったマリモの子ども』と馬鹿にされた」と子ども時代の辛い思い出を明かすと、さんまも申し訳なさそうにしていた。
他にも小堺翔太は『家には大きなサイコロがあるんだろう?』ともよく言われたそうだ。これにはさんまが自分の娘のIMALUも同じような思いをしてきたと共感していた。やはり有名人の子どもはそういう経験からは避けられないのだろうか。
この日、小堺翔太のしゃべりや仕草があまりに父親に似ているので、さんまや土田晃之が「やっぱり、親子や」と感心していた。ところが、父親が得意な田中邦衛や古畑任三郎(田村正和)のモノマネをすると全く似ていないのだ。あまりに似ていないので本人も「帰ったらすぐに教わります」と苦笑していた。
小堺翔太は現在、テレビ埼玉、チバテレビなどテレビ局のリポーターなどで活動しているが、同番組に出演したということはやはり全国区のタレントを目指しているのだろう。そうなるとモノマネ芸は持っていた方が良さそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)