片づけコンサルタントとして人気の近藤麻理恵さんの手にかかると『ゴミ屋敷』と表現された芸人の部屋もきれいに整頓される。テレビ番組の企画で部屋を片づけることができた芸人達は「人生が変わったようだ」と涙する者もいたほどだ。実は、そんな彼女の片づけ法で何とかして欲しい2人の芸能人がいる。

近藤麻理恵さんは著書「人生がときめく片づけの魔法」が話題となり、テレビ番組でも取り上げられるほどの人気だ。彼女の指導は実践的で片づけた者は感動さえ覚える。テレビ番組「中居正広の金曜日のスマたちへ」の企画で、近藤麻理恵さんが南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代の部屋を訪れて片づけの指導をしたことがある。「先生は見かけによらず厳しいね」と不満げに片づけていたしずちゃんだが、最終日には膨大な量の品物を捨ててすっきりした部屋を目にして感動で涙したのだ。

こんまりこと、近藤麻理恵さんの教えのひとつに「捨てる時は『いままでありがとう』と言ってさよならしてください」と言うものがあるが、そうした気持ちになることでこれまで捨てられなかった物ともお別れする決心ができる。そんな心も含めた片づけ法がこんまり流なのだ。

実は最近、テレビ番組で見かけた『片づけられない女』が2人いる。1人は渡辺直美なのだが、彼女は以前住んでいた部屋を業者に頼んで片づけさせた時に14万円もかかったと明かしたことがある。その彼女が最近、高級マンションに引っ越したのだ。そのマンションの暮らしが「ぐるぐるナインティナイン」で公開されたが、ゴミやモノが散乱して相変わらずだった。以前に比べて部屋が広いのでまだゴミは行動範囲にしか散らばっていないが、部屋に溢れるのは時間の問題だろう。

もう1人の片づけられない芸能人は春香クリスティーンである。スイス生まれの彼女は一見「長澤まさみに似ている」と言われたこともある容姿なのだが、意外にも部屋が汚いのだ。「爆笑 大日本アカン警察」で彼女の部屋を取材した時に発覚したのだが『足の踏み場も無いほど』どころでなく『足を踏み出す床が見えない』状態なのである。

しずちゃんが涙を見せたように近藤麻理恵さんの指導で片づけると、まさに「人生がときめく片づけの魔法」にかかった心境となるようだ。是非この2人も指導を受けてときめいて欲しい。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）