K-POP人気グループKARAのメンバー、ニコルがロックミュージシャンのhyde（ハイド）から『サランヘヨ（愛してる）』と言われたことを認めた。彼女はそのことが信じられずに「『聞き違いだよね？』と自分に言い聞かせた」との心境を話した。

ロックバンドL’Arc～en～Ciel（ラルク アン シエル）が10月14日、音楽番組「ミュージックステーション」3時間スペシャルに出演した。この日はKARAも共演しており、ラルクのボーカルhydeが彼女達とのエピソードを話したのだ。

以前、同番組で初めて共演した時にスタジオの出演者シートでhydeの隣に座ったのがKARAの“明るく元気担当”ニコルだった。hydeは「彼女が元気良すぎて、勢いあまって僕の体にぶつかってきた」と当時の様子を話した。そして、その時に『痛くなかったか？』と心配そうにする彼女を気遣ってhydeは「大丈夫だよと韓国語で『ケンチャナヨ』と言うつもりが、なぜか『サランヘヨ（愛してる）』と口から出てしまった」と言うのである。その時は気づかずにそのまま流したものの「後で気づいて凄く恥ずかしくなった」とhydeは明かした。

一方のニコルもその時のことを鮮明に覚えていたのである。彼女は「ぶつかってすみません」と詫びたところ、hydeから「『サランヘヨ』と戻ってきたのでびっくりしました」と思い出していた。日本を代表するロックスターから『サランヘヨ（愛してるよ）』と言われた彼女は、胸の内で『ああ…これは何かな？』と考え込んだと言うのだ。最終的にニコルは『聞き間違いだ、私に言ったのではない』と思うことにしたのだった。

この日、スタジオではニコルの斜め後ろにhydeが座っており、彼がこのエピソードを話す間、ニコルがずっとはにかんだ表情を見せていたのが印象的だった。彼女も当時は日本の音楽番組で起こったハプニングにずいぶん動揺したようだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）