漫画家のやくみつるは大相撲にも詳しく解説を行うこともある。彼がラジオ番組に出演した際に大相撲観戦を楽しむ極意を明かしたのだが…。
やくみつるはタレントとしても活躍しており、漢字をはじめ雑学に詳しくクイズ番組ではクイズ王の部類に入る。プロ野球や大相撲にも詳しいので解説を行うこともあり、それ故に彼をテレビで見知ってはいても漫画家だと知らないパターンもあるほどだ。
そのやくみつるがラジオ番組「Suntory Saturday Waiting Bar『AVANTI』」(TOKYO FM)に9月3日来店した。彼は大相撲についてうんちくを披露すると、最後に相撲観戦するときは女性と見ると良いと『やくみつる流の相撲観戦法』を話したのだ。それによるとテレビで解説者が『おっつけた』などの用語を使った場合には「すぐに半径3m以内にいる女性に『おっつけたというのはね…』と説明してあげる」ことが大切だと言う。
多くの場合『おっつける』が分からない女性が多いことから実際にやってみせるのだ。「脇を締めて相手の肘を極めること」と言葉で説明するよりも体を使って説明すると分かりやすいことは事実である。やくみつるは実際にやっているようで「おっつけると『体が浮く形になるんだ…』と実感してもらえる」と体験談を語った。
ある時彼は国技館のマスコミ用のボックス席で同席していた女子アナに『はず押し』を体を使って説明した。はず押しとは『手を相手の脇に当てがいながら押し出す』ことで、やくみつるは「セクハラでもなんでもなく、合法的に女子アナの脇に触ることができるんですよ」と明るく語っていた。もちろん男性でも専門用語を知らない場合があるのだが「男性より女性がいいでしょう」と彼は念を押していた。
しかし、このやくみつる流『大相撲の楽しみ方』が“合法”となるかはあくまでも女性側が判断することである。セクハラと言われる可能性も十分にあることを世の男性諸君は忘れてはならないのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)