AKB48の姉妹グループSKE48のメンバーが、テレビ番組の企画で観客を前にカミングアウトを叫んだ。そこからは先輩格となるAKB48への対抗心がひしひしと伝わってきたのだ。
SKE48はAKB48の中部地方、名古屋版として2008年に結成された。AKBの結成が2005年なので3歳違いの妹分というところだろう。ちなみにSKEは彼女達の活動拠点「SUNSHINE STUDIO」(SKE48劇場)が名古屋市中区栄にあることからついたものだ。
そのSKE48のメンバー松井珠理奈(14)と木下有希子(17)が8月31日放送のテレビ「はねるのトびら」に出演した。同番組がお台場合衆国で8月5日に行った「カミングアウト総選挙高校生大会」のゲストとして出演した彼女達だったが、カミングアウト大会が始まると木下有希子が高校生参加者として壇上に現れた。木下は高校3年生なので今回の総選挙に出場する資格があるのだ。
木下有希子は数千人は集まったと思われる観客に向かって訴えた。「AKBは新幹線で移動するのに、SKEはバスで地味に移動するんです!」と明らかに先輩のAKBとの待遇の違いに不満を持っているのだ。ゲスト席にいた松井珠理奈が「バスで都内まで移動するのに6時間とかかかるんです」とも付け加えた。彼女も同様に不満を感じているようだ。
すると松井珠理奈はさらにカミングアウトを始めたのである。彼女は「AKBさんはメイクをしっかりするので、それを見て自分のメイクが薄いことに気づく」と、AKB48はメイクが濃いことを暴露したのだ。とはいえ、松井珠理奈は14歳である。それと比較してはAKBも可哀想な気もするが。
今回、大胆にもAKBへ不満を感じていることを明かした2人だが、やはり姉妹グループのSDN48もAKBとの待遇の違いには不満を訴えていたことがある。いずれにしろ同じ秋元康プロデュースとはいえ、多くのファンに支持されて人気が高いグループが待遇も良いというのは仕方が無いことだろう。彼女達の不満を解消するにはAKBの人気に追いつくように努力するしかなさそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)