タレントの岡本夏生が9月12日開催のトークイベントの宣伝もかねてテレビ番組に出演した。バブル時代から潜伏期間、そして再ブレイクまでを生々しく語る彼女は今後の芸能界でのプランにも触れた。
岡本夏生は年齢不詳とも言われ、彼女も「年齢詐称はあいさつ代わり」と平気で口にしている。だが、9月12日開催のトークイベント「岡本夏生のトークもガチンコすぎるわよ!~第11回ひとり募金活動&祝!46歳ハッピーバースデーだっちゅーの~」(阿佐ヶ谷ロフトAにて)のタイトルからすると『46歳』で統一したいようだ。
9月10日に放送されたテレビ「王様のブランチ」に出演した岡本夏生が話した芸能界での変遷は、今までになく具体的で興味深いものだった。彼女がレースクイーン出身ということは有名だが、実はそれ以前に当時大人気だった深夜テレビ番組『11PM』のカバーガールだった時期があるのだ。当時、21歳でモデルクラブに所属していた彼女は、同番組のオーディションに合格して「これで売れる」と喜んでいた。ところが「3人いたカバーガールで私だけが半年間で降ろされた」と言うのだ。岡本夏生もその理由は見当がつかなかった。
ショックの中、岡本夏生が無我夢中で日清食品チームのレースクイーンになったのが23歳の時だ。その後、バラエティにも出るようになり人気急上昇したのである。レースクイーン時代にハイレグが彼女のトレードマークとなり「ハイレグで頑張ったご褒美が来て、今もハイレグだけで食べてますよ」と、彼女は20年以上経った今もハイレグとの縁を感じていた。
「29歳が最盛期だった」という岡本夏生は当時「年収2億円、1本100万単位」というまさにバブルタレントを満喫していた。ところがバブル崩壊とともに仕事も減り、35歳頃から『潜伏期間』と呼ぶ生活に入った。お金が無いからとほとんど部屋から出ないので時間はある。「テレビは観ていたのでトークの研究ができた」と彼女は話しており、その頃もタレントとして努力していたのだ。やがてテレビ「サンデージャポン」をきっかけに45歳で再ブレイクして今に至る。ただ、最盛期に比べて「今はヘアメイクさん以下のギャラ」だと彼女は明かした。
しかし、岡本夏生は46歳を迎えて「まだまだやるよ、ここで終わったと思うと大まちがい!」とやる気を見せる。「サンデージャポンからのオファーが終わった時が勝負」と言う彼女は「プランは後は暴露本出すだけ」と明かしたのだ。「ネタはいっぱい持っている」との彼女の言葉には迫力がある。これまで「枕営業は必ずある」と自らも枕営業をしたことをほのめかしてきた岡本夏生だけに、暴露本を出すと聞いて焦る業界関係者も少なくないはずだ。彼女が暴露本を出せば間違いなく売れるだろう。「当てたら、稼いでバッくれるだけ」と岡本夏生はその後の行動も計画済みのようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)