9月5日放送の「笑っていいとも! 」に出演したものまね芸人コロッケが、新コーナー「仰天エピソードクイズ」に出演し、様々なエピソードについて明かした。
コロッケは得意の五木ロボットで会場を盛り上げた。そんなコロッケはものまね芸人仲間と飲みに行き、武田鉄矢ゲームをしていることを明かした。カラオケで順番に武田鉄矢のものまねをしながら歌うというものである。一緒に飲むメンバーはホリ、コージー冨田、原口あきまさ、青木隆治だそうだ。ただ順番に武田鉄矢のものまねをするものの、青木隆治だけは似ていないという。七色の声を持ち、どんなものまねも器用にこなせそうだが、武田鉄矢は彼にとっては難しいようだ。そこでコロッケは彼の為に「武田鉄矢体操」を考えた。首を右に2回左に2回揺らし、ぐるっと回して前に2回というものである。そうすることで、誰でも武田鉄矢になれるという。
また彼のものまねで有名なのが「松山千春」である。カツラがパカっと開ききらびやかに光るという仕掛けに、多くの人が衝撃を受けた。だがそんな鉄板ネタは松山本人にとってはあまり快いものではなかったようだ。ある時コロッケの楽屋に来た松山。彼のそのネタに触れ「これは(手で頭をパカっと開く真似をし)あまりよくないよなぁ。」とコロッケに言ったという。その時、丁度松山の後ろにカツラが置いてあったのだ。話を終え、立ち去ろうと後ろを向いた松山の目に、運悪くそのカツラが目に入ってしまった。その時松山はコロッケに「これは?」と訊いたそうだ。コロッケは人生で一番頭が回転したという。そこで出た答えが「谷村さんのです。」というものだった。
一歩違っていたらもしかしたら「松山千春」ではなく「谷村新司」のネタになっていたかもしれない。私たちにしては楽しいネタである。だがものまね芸人にしてみたら、本人からいつクレームが来るかヒヤヒヤなのだろう。
(TechinsightJapan編集部 うずらの珠子)