エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「勝者は目力が違う」。AKBじゃんけん大会を取材したラジオ番組記者が実感語る。

AKB48の「24thシングル選抜じゃんけん大会」が9月20日行われ、篠田麻里子が1位を勝ち取ったのはすでにご存じのとおり。昨年に続き今回もじゃんけん大会を取材したラジオ番組のAD記者が熱戦を振り返った。

「1回戦で負けるかなと思ってたので、ここにいるのが不思議でたまらないです」。勝者としてその名をコールされた篠田麻里子は泣きながら勝利のコメントを述べた。6月に行われた選抜総選挙とは違い『じゃんけん大会』はメンバーも結果がどうなるか全く予測できないものだ。昨年の第1回じゃんけん大会で決まった選抜メンバーが『チャンスの順番』を歌ったが、正にその気持ちを表したものだろう。

ラジオ番組『クロノス』で9月21日午前8時に放送した『スズキ BREAKFAST NEWS』では今回のじゃんけん大会を取材した宮本AD記者からのレポートが紹介された。彼は昨年も第1回じゃんけん大会を取材しており2度にわたりその熱戦を目の当たりにしたAKB通なのだ。

「勝ち進むメンバーはみんな目力が違うのが分かります。オーラが違うんですよね」と彼は語る。篠田麻里子の目力はそんな中でも一際強かったと言う宮本ADは藤江れいなとの決勝を振り返った。「3回もあいこが続き、4回目に勝った時、篠田麻里子は緊張が解けたように泣き出しました」と伝える彼の言葉はまだ興奮が冷めていなかった。決勝では篠田と藤江の気迫が4度もぶつかり合った熱気が伝わってくるようだった。

宮本ADはAKBファンということから、見る目が熱くなるのだろうか。だが、クロノスのパーソナリティーである古賀涼子アナも同じ意見のようだ。「私も昨年、(じゃんけん大会を)取材しましたがやっぱり勝者は目力が違うのは感じましたね」と彼女も宮本ADのレポートに共感していたのである。

ところで、AKBメンバーはじゃんけん大会の結果と目力についてどう思っているだろうか。高橋みなみは今回の大会を振り返り「熱いですね、ジャンケンって…闘志がぶつかり合ってる感じがした」と目力という言葉は使わないがやはり気迫について語っている。また、SKE48によるじゃんけん大会の予選が7月に行われた際に敗戦した平松可奈子が次のようにブログに記している。「勝ち進んでいくメンバーたちから“強く願うこと”、“強気でいくこと”がすごく伝わってきました」と書いているのだ。やはり目力、気迫はじゃんけんの勝敗と無関係ではないようだ。

番組では今回のじゃんけん大会終了後に宮本ADが観客にインタビューした内容も紹介された。篠田麻里子のセンター獲得に対しては「初めてのセンターなので頑張って欲しい」、「麻里子様は華やかなので楽しみ」と期待する声が聞かれた。また、じゃんけん大会に関して「誰にもチャンスがあるのでこういうイベントはやって欲しい」、「昨年と全く違った雰囲気で3回目にも期待している」と支持する者も少なくない。選抜総選挙とじゃんけん大会。この2つはAKBのメンバーだけでなくファンにとって、バランスをとるために必要なのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)