フリーアナウンサーの徳光和夫(70)が「24時間テレビ34」(日テレ)の中でチャリティーマラソンランナーとして見事に完走した。その直後に生放送のバラエティ番組に出演した彼は、そのまま検査入院することを明かして周囲を驚かせた。
徳光和夫は「24時間テレビ」史上最高齢となる70歳で63.2キロを走破して、放送時間内に日本武道館にゴールした。彼はゴール後も倒れこむこともなく島田紳助らと語っていたが、最後は「ちょっと大の字にならせて」とステージの床に大の字になりしばし目を閉じて達成感に浸った。
その後、徳光和夫は一息つくと同じ武道館内にセットされたスペースで生放送された島田紳助の司会による「行列のできる法律相談所」に出演したのだ。今回、マラソンを受けた理由を尋ねられた彼はそのひとつに「トレーニングすることで20年間寿命が延びると聞いた」ことにあると明かした。現在70歳なので90歳まで長生きするわけで「孫娘の結婚だけでなくひ孫まで見られる」ということが脳裏に浮かんだ。それがきっかけとなりマラソンの話も意外にすんなりと受けたと言うのだ。
しかし、さすがに不安もあったのだろう、徳光はマラソンを走る前に主治医だけでなく「サードオピニオンまで受けた」と3人の医者に相談したと話した。「マラソンの話を引き受けたけど医者がストップしたとなるとカッコウはつく」という考えもあったようだが、かなり入念な検査もした上で3人とも『OK!』を出したのだった。「ただ、炎天下でなければ問題ないとは言われた」と徳光は付け加えたが、だとすれば今回の天候が雨模様だったことは彼に幸いしたのである。
「今、何が一番したいですか?」と問われた徳光は「『おはぎ』を肴に焼酎を飲みたい」と言うと、24時間テレビで西尾由佳理アナかパーソナリティーを務めた堀北真希が準備する予定だったと明かした。西尾アナが「渡す余裕が無くて」と申し訳なさそうに話していたが、徳光がゴールした時に堀北真希に「おはぎは?」と言った理由がこれではっきりしたのである。「じゃあこの後は、おはぎと焼酎ですか?」と言われると徳光は「今から入院なんだよ」と明かしたので共演者らも驚いた。彼は過去に心筋梗塞も患い、70歳という年齢もあって約2日間にわたり検査入院をする必要があるようだ。しかし彼は8月22日夜10時から「24時間マラソンの裏側」へ生放送で出演する予定となっておりすでにスケジュールは過密状態だ。
そんな中でタレントの磯野貴理子から出た「徳光さんはアッチも現役ですか?」と空気を読まないシモネタ質問に対しても徳光和夫は「4か月間トレーニングしたことによって現役復帰できそう」とにこやかに答えるサービス精神を見せた。マラソン走破のエピソードに加えてトークでも盛り上げる彼は、これから年末にかけて超多忙となりそうである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)