タレントで「イモ欽トリオ」として一世を風靡した長江健次(47)がブログで、自分の生き方について悩んでいる様子を見せている。
長江は高校生のとき『欽ドン!良い子悪い子普通の子』(フジテレビ系)で、フツオ役でデビュー。その後、ヨシオ役の山口良一らと「イモ欽トリオ」を結成しリリースしたシングル「ハイスクールララバイ」が、大ヒットとなる。長江はアイドル的な存在だったが大学受験のため、芸能活動を自粛。大学進学後は関西を中心に芸能界活動を再開、現在ではスノーボードスクールでインストラクターとしても活躍している。
明るい性格で軽妙な喋りが魅力の長江だが、8月1日付の自身のブログ『ながえ組』では「思う事…」と題し、夜明け前の午前3時に更新。不安とも悩みとも愚痴ともとれる心情を、赤裸々に吐露している。
内容は“色々な人や出来事”に対して、素直に言い過ぎると問題になるし言わないで我慢すれば思いは伝わらない。自分は逃げているのか? 言い訳しているのか?―と自問自答した文章が続く。人に夢を与える職業であり、“明るく元気な長江健次”というイメージを大切にし、みんなに好かれていたいとも綴っている。どうやら彼には今、表明したい意見があるのだが言えない、言葉にすると問題になる。その思いを押さえ込んでいる自分に苛立ち、不安を感じているようだ。夜も眠れないほどに。
ブログやツイッターの普及により、芸能人の思わぬ本音も聞けるようになった。ファンからの声も直に相手に届いて、返事まで貰える人もいる。しかし一度ネット上に意見が公開されれば、もう無かったことには出来ない。長江健次もそれらの事は重々承知の上だからこそ、悩み苦しんでいるようだ。ファンからはいつもと違う本音を吐露した長江のブログに対し驚きながらも、「たまには、こういうのもアリですよ。生きていれば人間、色々ありますから。」と温かいコメントが寄せられている。
(TechinsightJapan編集部 みやび)