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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「由美かおるの入浴シーンに関係…」。「水戸黄門」が終了する原因を門倉先生が分析。

国民的人気ドラマ「水戸黄門」(TBS系)が現在放送されているシリーズで終了すると発表された。テレビ番組でも人気がある経済評論家の門倉貴史氏がその終了の原因について語った。

門倉貴史氏は(39)経済評論家としての視点でバラエティ番組でもデータや情報に基づく持論を展開する。8月14日に放送された「上沼・高田のクギズケ!」にその門倉氏がパネラーで出演して『水戸黄門が42年の歴史にピリオド! 由美かおるの入浴シーンがなくなったからという噂は本当?』のテーマに対して意見を述べた。

ドラマ「水戸黄門」が長年愛されてきたことには「みんなが時代劇の形を借りた現代社会の縮図を見たい」ことが理由としてあるのだと門倉氏は語る。しかし「政治が体たらくとなった今、黄門様が印籠を出してお裁きをしても白けてしまう」ことから人気も低迷したというのが彼の説だ。ところがこれに対してMCの上沼恵美子が「うちのおばあちゃんはそんなの考えんと見とったワ」とバッサリ斬ってしまった。アドリブがきかない門倉氏はすっかり萎えてしまったのである。

そこで、助け舟を出したのが医学博士の吉田たかよし氏だった。「これは、永田町では結構有名な話だ」と彼は門倉説をさらに詳しく語りだした。「自民党長期政権の時代には農村部や東北地方など自民党が強い地域で『水戸黄門』の人気が高かった」というのだ。しかし「最近は政治に対する信頼感やその権威が無くなり『水戸黄門』のストーリーが白々しくなった」つまり現代とのギャップがありすぎて視聴率も低迷しだしたとまとめた。

最終的に門倉貴史氏と吉田たかよし氏の2人による主張となったが「安定政権が続けば『水戸黄門』も復活する」という結論に共演者らも頷いていた。今後の政治の信頼回復次第では『水戸黄門』ファンにも復活の希望がありそうだ。そういえば、由美かおるのヌードはやはり原因の核心ではないようで、しょっぱなで否定されていた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)