KAT-TUNの亀梨和也がテレビ番組で大物ミュージシャンにまつわる悲しいエピソードを明かした。彼は今もそれを忘れられないというのだ。
人気POPグループ、いきものがかりが昨年行ったツアー『いきものがかりのみなさん、こんにつあー!! 2010 全国あんぎゃー!!』で9月の武道館会場にアーティストを招待した。その1人がKAT-TUNの亀梨和也だった。それから1年近くが過ぎた8月1日放送のテレビ「HEY!HEY!HEY!」で亀梨和也がその際にミュージシャンのスガシカオから受けた仕打ちを明かしたのだ。
その日、亀梨和也がいきものがかりのLIVEを見るために武道館の指定席に行くと、隣の席にはすでにスガシカオが座っていた。スガシカオといえばKAT-TUNのデビュー曲『Real Face』の歌詞を書いて大ヒットさせた間柄だ。亀梨もそのつもりで「スガさんお久しぶりです」と挨拶したところ、スガは彼の顔を下から見上げるようにして「…」しばし間があった後に「誰?」と言ったのである。「あれは本当にショックでした」と亀梨は何度も舌打ちしながら「30分くらいはへこんでいた」と訴えるように話した。
今回はスタジオにいるスガシカオが亀梨和也に取材した番組スタッフのVTRを見る形を取ったが、スガはこの件に関して「本当です」と認めながらも「ライブ会場で少し暗いうえに、メガネをかけてなかったから」と言い訳していた。
この出来事は3月に他の番組で亀梨和也も語っており、スガシカオもブログで触れていたが、1年近く経ってもなお亀梨が「一生忘れることができない」とまで言うのだから、相当に根強く彼の心に残っているようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)