「本当にこの理由だけで、おやめにならなければならないんでしょうか？」誰もが疑問を持ったであろう、突然の「島田紳助 引退会見」。8月24日放送の『情報満載ライブショー モーニングバード！』（テレビ朝日系）内では赤江珠緒が何度も不思議がる。それを受けて司会の羽鳥慎一は何を語ったのか。

この日のコメンテーターの東ちづるは、「私はこの話を聞いて真っ先に頭に浮かんだのは、フリーで紳助さんの番組制作に係わっている親しい友人たちのことなんです。」と語る。テレビ局や所属プロダクションばかりでなく、島田紳助の手となり足となり動いていたフリーのディレクターやスタッフが、沢山いるのだ。「彼らの将来やご家族のことを考えると、暗澹たる気持ちになる。」と終始冷静な意見を述べていた。

だが紳助と他の民放テレビ局でレギュラー番組を持っている羽鳥慎一は、「島田紳助という人がいなくなるのは、テレビ界にとって大変な損失であり非常に残念だと思う。」と力説する。もちろん暴力団との交際は許されないことと何度も述べた上で、「その後の判断（芸能界を引退する）については、各自色々なご意見があると思います。」と羽鳥は紳助の引退には納得がいかないようである。

昨夜に行われた記者会見を観た後に、返事を期待せずに羽鳥は紳助にメールをしたそうだ。すると紳助から「最後はカッコよく、やめたかった…。」との内容のメールが返ってきたのである。これを読んだ羽鳥は、「紳助さんは、二度と芸能界に戻る気はないんだな。」と確信したという。最後に東ちづるが、「不可解な点があるので紳助さんが引退するのが良いのかどうかは、コメントできない。」と語った。まさに、その通りである。
（TechinsightJapan編集部　みやび）